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カンタータ【cantata】とは?

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音楽用語集

カンタータ【cantata】

声楽曲の一種で、多楽章、器楽伴奏つきでアリア、レチタティーヴォ、重唱、合唱などで構成されています。17世紀初頭イタリアのモノディ様式から生まれ、世俗的歌詞をもつ室内カンタータは18世紀初頭に全盛期を迎えます。華やかなベル・カント様式(18世紀イタリアで成立した、むらのない柔らかな響きを滑らかな節回しに重点が置かれた歌唱法)で、王侯貴族の祝日や街の行事の際に披露されました。一方、教会カンタータはアリアとしレチタディーヴォに加え、教会合唱曲を取り入れて、聖書の詩句をもとにした自由叙事詩やコラール(ドイツ・プロテスタント教会の賛美歌)を歌詞にもつようになりました。教会の礼拝のとき、説教の補助や気分昂揚のために演奏されたようです。

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  • 〔名〕
  • 独唱・重唱・合唱に器楽の伴奏を加えた叙情的な声楽曲。交声曲。

「新選 国語辞典 より」


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2011/11/23
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