fuga/
フーガ【fuga】とは?
音楽用語集
フーガ【fuga】
主題が各声部に一定の法則で模倣または反復されながら展開されていく音楽形です。ふつうは、呈示部、喜遊部、追迫部、保続音部から構成されています。17世紀のあいだに発展し、バッハによって完成されました。
PR
赤のフーガ
1921年, 水彩 鉛筆 紙, 個人蔵
パウル・クレー(Paul Klee)作
クレーは、ワイマールのバウハウスで教師をし、実験的な試みをしていた時代の作品です。クレーはバッハの楽譜を線に変えたり、造形を理論化したりしていました。
これは色彩を少しづつずらしながら、順番に上塗りしていく手法で塗り残したところが前に出てきます。明るい部分、つまりテーマが変奏されていく、いわば、音楽のような作品です。塗っていくプロセスの中で形と色が出来上がり、それを見る者にも“時間の要素”が入ってきます。ですから音楽を聴くのと同じような体験をできるので「赤のフーガ」と名付けたようです。(swissinfo.ch より)
2011/11/28
お役に立てば幸いです。
» iso.labo home | アイエスオーラボ ホーム » wakaru | わかる【用語集】目次 » fuga | フーガ【fuga】とは?
▲ページTOPへ