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ロマン派(浪漫派)【romanticism】とは?
音楽用語集
ロマン派(浪漫派)【romanticism】
1820年から1890年ごろまでを中心に現れた音楽の傾向で、古典派が形式の均整と普遍的表現を理想としていたのに対して、個人の主観的感情表現を重視した派です。形式、和声、リズムなどの自由を求めて、新しい様式や技術を開拓し、文学との結合を追求してドイツ・リートや標題音楽(標題をもつ音楽)を発展させました。初期ロマン派としては、ウェーバーとシューベルト、中期にはいってシューマン、ショパン、ベリーオズ、後期にはリスト、ワーグナー、ブルックナー、マーラー、リヒャルト・シュトラウスなどが挙げられ、ブラームスは古典的な傾向を守り、独自の地位を占めています。また、メンデルスゾーンを少々異なり、バッハの「マタイ受難曲」の再演や教育活動に尽力しています。この時代は、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、グリーグなど東欧、北欧に民族主義的な音楽が生まれた時代でもあります。
- 〔名〕
- ロマンチシズムを奉じる人。ローマン派。
「新選 国語辞典 より」
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民衆を導く自由の女神(La Liberté guidant le peuple)
1830年, Oil on canvas, 259 × 325cm, ルーヴル美術館
フェルディナン・ヴィクトール・ウジェーヌ・ドラクロワ(Ferdinand Victor Eugène Delacroix)作
フランスの19世紀ロマン主義を代表する画家。
2011/11/30
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