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ロンド形式【rondo】とは?
音楽用語集
ロンド形式【rondo】
古典派以降の「ソナタ多楽章」ではソナタ形式と並び、もっとも重要な器楽形式です。7部分構成の基本形式は、主要主題を含む呈示部がAからBまたはAへという再現部としての3部分が現れます。この合計7部分で構成されます。なお、Aはロンド主題、Bは第1クプレ、Cが第2クプレです。クプレとは副主題部のひとつです。再現部は、充実した内容をもつコーダ部になることもあります。また、ソナタ形式との融合で、ロンド・ソナタ形式と呼ばれる形式もあります。モーツァルトやベートヴェンなど古典派の作品のソナタ、交響曲、協奏曲の終楽章に多く使われています。また、シューマンの「幻想小曲集」の2番「飛翔」は、典型的なロンド形式で作られています。
- ロンド〔名〕
- (1)大ぜいが輪になって歌いながら踊る、舞踊形式の一つ。輪舞。
- (2)楽曲形式の一つで、一つの主題の間に別の旋律がはさまれる形で、くり返される。回旋曲。
「新選 国語辞典 より」
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ロンド
岩絵の具
有元 利夫(ありもと としお)作
2011/11/30
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