通信・通教・卸売業・上場企業の売上ランキング 2011
完全自給自足をしない限り、人は何かを生産し生産物を提供し対価を得て、その対価を必要な生産物を購入するため消費し生きてゆく。
消費するにあたり、ふと思ったのですが、業態ごとにどれだけの消費があるのでしょうか?
会社は沢山ありますが、「消費を多く促している=売上高の高い」会社ってどこなんだろうと思い纏めてみました(2011年9月時点)。
※ビジネスをする上で、各業態上位の会社を知っている、市場規模を把握しておくのは重要です。
ざっくりとランキングのカテゴリ+補足
■通販・通教とは:小売業態のうちの無店舗販売の一つで、店舗ではなく、メディア(ネット、カタログ、テレビなど)を利用して商品を展示し、メディアにアクセスした消費者から通信手段で注文を受け、商品を販売する方法。
■卸売業とは:商品流通の過程で、製造・収穫(生鮮食品)と小売の中間に位置する経済(販売)活動を行う業種である。
■上場企業とは:発行する有価証券を証券取引所で売買することを証券取引所によって承認された(証券取引所の上場審査基準を満たしている)企業のことです。
※市場規模(売上)としては(2011年時点): 通販・通教TOP30社(2.6兆円) < 卸売TOP30社(20.6兆円) < 上場企業TOP50社(265兆円)
※2010年のGDP(540兆円)
■粗利率:別名、売上総利益。売上高−売上原価の計算式で求められる。P/L(損益計算書)で一番最初に現われる利益の名前である。
■目次(売上ランキング 通信・通教・卸売業・上場企業)
■ 日本の卸売業調査 総合 ランキング、食品 ランキング、時計・貴金属 ランキング、服飾品 ランキング、スポーツ用品 ランキング、繊維 ランキング、家具 ランキング、雑貨 ランキング、寝装品・インテリア ランキング、医薬品+日用品・医療用品 ランキング、文具・事務機 ランキング、書籍・CD・ビデオ・楽器 ランキング、玩具 ランキング、その他 ランキング
■ 通販・通教売上高ランキング
(前期実績対象本決算期:10年6月期〜11年5月期)
単位:百万円、増減率:%(▲はマイナス)=前期比、※:本誌推定、連:連結業績
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 前期売上高
(実績) - 増減率
- 決算月
- 本社所在地
- 業態/主力媒体/主力商品
- ロゴ
- 1位
- (1)
- アマゾンジャパン
- ※ 390,000
- 21.9%
- 12月
- 東京
- 専業/ネット/書籍・音楽
- 2位
- (6)
- ベネッセコーポレーション
- 242,737
- −
- 3月
- 岡山
- 専業/マス・DM/通教
- 3位
- (2)
- アスクル
- 連 197,070
- 4.3%
- 5月
- 東京
- 専業(B to B)/カタログ/オフィス用品
- 4位
- (3)
- ジャパネットたかた
- 175,919
- 17.9%
- 12月
- 長崎
- 専業/ネット/書籍・音楽
- 5位
- (4)
- ニッセン
- 連 130,951
- ▲0.8%
- 12月
- 京都
- 専業/カタログ/総合
- 6位
- (9)
- ミスミグループ本社
- 連 121,203
- 35.9%
- 3月
- 東京
- 専業(B to B)/カタログ/金型部品
- 7位
- (5)
- 千趣会
- 118,227
- ▲9.7%
- 12月
- 大阪
- 専業/カタログ/総合
- 8位
- (7)
- ジュピターショップチャンネル
- 111,503
- 2.2%
- 3月
- 東京
- 専業/衛生・CATV/総合
- 9位
- (8)
- 大塚商会
- 100,980
- 8.6%
- 12月
- 東京
- 専業(B to B)/カタログ/オフィス用品
- 10位
- (10)
- ベルーナ
- 89,335
- 3.6%
- 3月
- 埼玉
- 専業/カタログ/総合
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 前期売上高
(実績) - 増減率
- 決算月
- 本社所在地
- 業態/主力媒体/主力商品
- ロゴ
- 11位
- (11)
- QVCジャパン
- 88,400
- 9.0%
- 12月
- 千葉
- 専業/衛生・CATV/総合
- 12位
- (12)
- ディーエイチシー
- ※ 71,700
- 3.7%
- 7月
- 東京
- 専業/マス・カタログ/化粧品・健食
- 13位
- (14)
- デル
- ※ 57,000
- −
- 1月
- 神奈川
- 専業/ネット/パソコン
- 14位
- (13)
- セシール
- 54,983
- 3.6%
- 3月
- 香川
- 専業/カタログ/総合
- 15位
- (20)
- オークローンマーケティング
- 53,899
- 17.4%
- 3月
- 愛知
- 専業/テレビ/雑貨
- 16位
- (19)
- サントリーウエルネス
- 53,000
- 13.0%
- 12月
- 東京
- 兼業(製造業)/マス/健食
- 17位
- (15)
- ディノス
- 50,324
- ▲5.1%
- 3月
- 東京
- 専業/カタログ・テレビ/総合
- 18位
- (21)
- カウネット
- 49,800
- 10.6%
- 12月
- 東京
- 専業(B to B)/カタログ/オフィス用品
- 19位
- (17)
- スクロール
- 49,650
- 2.6%
- 3月
- 静岡
- 専業/カタログ/総合
- 20位
- (16)
- フェリシモ
- 連 45,694
- ▲6.6%
- 2月
- 兵庫
- 専業/カタログ/衣料品・雑貨
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 前期売上高
(実績) - 増減率
- 決算月
- 本社所在地
- 業態/主力媒体/主力商品
- ロゴ
- 21位
- (22)
- 上新電機
- ※ 45,000
- 22.0%
- 3月
- 大阪
- 兼業(量販店)/ネット/家電製品
- 22位
- (18)
- ユーキャン
- ※ 40,000
- ▲15.1%
- 12月
- 東京
- 専業/マス・DM/通教・雑貨
- 23位
- (23)
- 日本生活協同組合連合会
- 37,481
- 1.2%
- 3月
- 東京
- 兼業(生協・団体)/カタログ/総合
- 24位
- (24)
- ヨドバシカメラ
- 35,553
- 5.3%
- 3月
- 東京
- 兼業(量販店)/ネット/家電製品
- 25位
- (26)
- オルビス
- ※ 35,000
- 2.9%
- 12月
- 東京
- 専業/マス・カタログ/化粧品・健食
- 26位
- (27)
- 山田養蜂場
- 33,610
- 0.0%
- 4月
- 岡山
- 専業/マス・DM/健食
- 27位
- (25)
- ファンケル
- ※ 33,200
- ▲4.7%
- 3月
- 神奈川
- 専業/マス・カタログ/化粧品・健食
- 28位
- (38)
- 楽天(楽天ブックス)
- 32,840
- 32.0%
- 12月
- 東京
- 兼業(サービス業)/ネット/書籍
- 29位
- (44)
- 悠香
- 30,700
- 52.0%
- 6月
- 福岡
- 専業/折込/化粧品
- 30位
- (41)
- イトーヨーカ堂
- 30,000
- 42.9%
- 2月
- 東京
- 兼業(スーパー)/ネット/食品
- 〃
- (28)
- カタログハウス
- 30,000
- 0.6%
- 3月
- 東京
- 専業/カタログ/雑貨
- 通販・通教
TOP30社 - 売上高合計
2,635,759 - TOP30社
売上高平均
85,024
売上高1000億円を超えたのは9社。昨年から1社増えた。
CM放送による認知度の向上、値下げによる価格訴求、送料無料キャンペーンなどにより昨年からの売上高から向上した企業が際立っている。
通販・通教を展開する中での現在、今後の課題
【 通販売上300億円以上の課題 】
1位 既存顧客の継続化
2位 新規客の開拓
3位 売れ筋商品の育成など
4位 購入頻度の向上
5位 PC経由の集客・販売
売上高が300億円以上の「大手」通販企業の回答では、「既存顧客の継続化」が総合1位。理由としては、「顧客基盤の維持、さらなる拡大のため」(ジュピターショップチャンネル)、「ロイヤルティの高い顧客の確保が課題」(ディノス)など。そのために必要なこととしては、「行動支援サービスを強化し、リピート率向上を図る」(オークロンマーケティング)、「より多くのお客様が当社と長くお付き合いいただけるよう、サービスや販促活動を充実させていく」(山田養蜂場)などの理由があげられた。
2位の課題は「新規客の開拓」だ。理由には、「継続施策には重点を置いているが、成長性を維持するためには新規開拓の強化も必要。紙・ネット・テレビなど、あらゆるチャンネルを活用してリーチする」(ベルーナ)に代表されるような、「成長性の維持」を重視した意見が多く集まった。幅広いチャン得る展開で絶えず新規を開拓し、優良顧客化を図ることは通販の「基本かつ不変」の戦略と言えそうだ。
3位は「売れ筋商品の育成」。総合では9位だった課題だが、大手通販各社から多くの票を集めた。集まった声は、「専門通販においては、他社と差別化できる、主力となる商品を継続的に開発する必要がある」(ベルーナ)、「良い商品を長くお客様に愛用していただきたいため」(オークロンマーケティング)など。特に近年はソーシャルメディアの浸透などで、魅力的な商品はくちコミで広範に伝播しやすくなっている。集客同様、注力すべきポイント。
【 通販売上300〜50億円以上の課題 】
1位 新規客の開拓
2位 既存顧客の継続化
3位 購入頻度の向上
4位 売れ筋商品の発掘
5位 その他
【 通販売上50億円以下の課題 】
1位 新規客の開拓
2位 既存顧客の継続化
3位 独自商品の開発
4位 売れ筋商品の発掘
5位 購入頻度の向上
〃 客単価の向上
■目次(売上ランキング 通信・通教・卸売業・上場企業)
■ 日本の卸売業調査 総合 ランキング、食品 ランキング、時計・貴金属 ランキング、服飾品 ランキング、スポーツ用品 ランキング、繊維 ランキング、家具 ランキング、雑貨 ランキング、寝装品・インテリア ランキング、医薬品+日用品・医療用品 ランキング、文具・事務機 ランキング、書籍・CD・ビデオ・楽器 ランキング、玩具 ランキング、その他 ランキング
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■ 日本の卸売業調査
総合 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- メディパルホールディングス
- 連 2,662,821
- 4.6%
- 東京
- 医薬品
- 2位
- (2)
- アルフレッサホールディングス
- 連 2,183,345
- 6.0%
- 東京
- 医薬品
- 3位
- (3)
- スズケン
- 連 1,751,928
- 0.9%
- 愛知
- 医薬品
- 4位
- (4)
- 国分
- 連 1,440,852
- 0.9%
- 東京
- 食品
- 5位
- (5)
- 三菱食品
- 連 1,428,207
- 3.1%
- 東京
- 食品
- 6位
- (6)
- 日本アクセス
- 連 1,416,936
- 4.1%
- 東京
- 食品
- 7位
- (7)
- 東邦ホールディングス
- 連 1,059,612
- 5.7%
- 東京
- 医薬品
- 8位
- (8)
- 日本出版販売
- 連 731,293
- ▲2.7%
- 東京
- 書籍・CD・
ビデオ・楽器
- 9位
- (9)
- 加藤産業
- 連 665,640
- 1.8%
- 兵庫
- 食品
- 10位
- (11)
- あらた
- 連 601,949
- 2.0%
- 千葉
- 日用品・医療用品
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 11位
- (10)
- 伊藤忠食品
- 連 597,551
- ▲4.0%
- 大阪
- 食品
- 12位
- (14)
- 三井食品
- 連 547,515
- 7.1%
- 東京
- 食品
- 13位
- (13)
- バイタルケーエスケー・ホールディングス
- 連 532,045
- ▲0.5%
- 東京
- 医薬品
- 14位
- (12)
- トーハン
- 連 529,245
- ▲4.6%
- 東京
- 書籍・CD・
ビデオ・楽器
- 15位
- (15)
- 日本酒類販売
- 連 484,462
- 0.1%
- 東京
- 食品
- 16位
- (16)
- フォレストホールディングス
- 連 399,297
- 0.1%
- 大分
- 医薬品
- 17位
- (19)
- フードサービスネットワーク
- 連 378,552
- 21.0%
- 東京
- 食品
- 18位
- (17)
- 旭食品
- 連 369,877
- 1.6%
- 高知
- 食品
- 19位
- (18)
- ワールド
- 連 305,541
- ▲2.7%
- 兵庫
- 繊維
- 20位
- (20)
- ヤマエ久野
- 連 275,898
- 4.6%
- 福岡
- 食品
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 21位
- (22)
- スターゼン
- 連 262,832
- 10.1%
- 東京
- 食品
- 22位
- (21)
- オンワードホールディングス
- 連 244,550
- ▲1.6%
- 東京
- 繊維
- 23位
- (23)
- 山星屋
- 連 239,592
- 1.3%
- 大阪
- 食品
- 24位
- (24)
- アシックス
- 連 235,349
- 4.9%
- 兵庫
- スポーツ用品
- 25位
- (26)
- NI帝人商事
- 連 222,477
- 5.6%
- 大阪
- 繊維
- 26位
- (31)
- 蝶理
- 連 222,074
- 16.2%
- 大阪
- 繊維
- 27位
- (25)
- イズミック
- 連 209,245
- ▲1.2%
- 愛知
- 食品
- 28位
- (27)
- 中北薬品
- 連 207,503
- 0.7%
- 愛知
- 医薬品
- 29位
- (30)
- ほくやく・竹山ホールディングス
- 連 198,203
- 2.8%
- 北海道
- 医薬品
- 30位
- (28)
- サイエンス
- 連 196,683
- ▲3.3%
- 東京
- 食品
- 卸売業 総合
TOP30社 - 売上高合計
20,601,074 - 売上高平均
686,702
売上高1000億円を超えたのは9社。昨年から1社増えた。
CM放送による認知度の向上、値下げによる価格訴求、送料無料キャンペーンなどにより昨年からの売上高から向上した企業が際立っている。
日本の卸売業調査
食品 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- 国分
- 連 1,440,852
(粗利率:8.2%) - 0.9%
- 東京
- 総合食品
- 2位
- (2)
- 三菱食品
- 連 1,428,207
- 3.1%
- 東京
- 総合食品
- 3位
- (3)
- 日本アクセス
- 連 1,416,936
- 4.1%
- 東京
- 総合食品
- 4位
- (4)
- 加藤産業
- 連 665,640
(粗利率:7.2%) - 1.8%
- 兵庫
- 総合食品
- 5位
- (5)
- 伊藤忠食品
- 連 597,551
(粗利率:10.6%) - ▲4.0%
- 大阪
- 総合食品
- 6位
- (6)
- 三井食品
- 連 547,515
(粗利率:9.1%) - 7.1%
- 東京
- 総合食品
- 7位
- (7)
- 日本酒類販売
- 連 484,462
(粗利率:6.1%) - 0.1%
- 東京
- 酒
- 8位
- (9)
- フードサービスネットワーク
- 連 378,552
(粗利率:9.7%) - 21.0%
- 東京
- 総合食品
- 9位
- (8)
- 旭食品
- 連 369,877
- 1.6%
- 高知
- 総合食品
- 10位
- (10)
- ヤマエ久野
- 連 275,898
(粗利率:8.5%) - 4.6%
- 福岡
- 総合食品
- 卸売業 食品
TOP10社 - 売上高合計
7,605,490 - 売上高平均
760,549 - 粗利率平均
8.48%
食品卸の10年度の売上高は2.0%増。営業利益も8.6%増となり、各社ともに順調に業績を伸ばした。猛暑の効果もあり、小売業向けの飲料や酒類などの販売が増加。インターネット通販事業者向けの卸事業など新規の販路開拓に取り組む動きも目立った。
長引く景気低迷に伴い、小売業の店頭では客数の減少や客単価の低下が続いたものの、卸各社は物流の効率化や人的配置の適正化によるコスト削減を進めた。日本アクセス、加藤産業、伊藤忠食品の3社の売上高経常利益率は優良企業の指標となる1%を超えた。
ただメーカーと小売りのはざまに位置し、薄利多売を強いられる卸の収益構造を抜本的に変えることは難しい。
※おおまかな業態の主要地域:東京、兵庫、大阪、高知、福岡
日本の卸売業調査
時計・貴金属 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- ドウシシャ
- 連 93,494
(粗利率:24.7%) - 7.9%
- 大阪
- 時計
- 2位
- (2)
- 栄光時計
- 17,669
(粗利率:22.4%) - ▲3.2%
- 大阪
- 時計
- 3位
- (3)
- ナガホリ
- 連 14,911
(粗利率:39.3%) - 0.3%
- 東京
- 宝石・貴金属
- 4位
- (4)
- 大月真珠
- 8,843
- 13.3%
- 兵庫
- 宝石・貴金属
- 5位
- (5)
- 新栄商会
- 7,004
(粗利率:23.6%) - ▲6.3%
- 福岡
- 宝石・貴金属
- 6位
- (6)
- 東京貴宝
- 6,261
(粗利率:20.9%) - ▲11.2%
- 東京
- 宝石・貴金属
- 7位
- (8)
- ホッタ
- 連 6,006
(粗利率:28.1%) - 11.7%
- 東京
- 時計
- 8位
- (7)
- 内原
- 4,963
(粗利率:27.0%) - ▲8.2%
- 大阪
- 宝石・貴金属
- 9位
- (−)
- 東京真珠
- 4,550
- −
- 東京
- 宝石・貴金属
- 10位
- (9)
- 国太
- 4,143
(粗利率:15.0%) - ▲13.3%
- 東京
- 宝石・貴金属
- 卸売業 時計・貴金属
TOP10社 - 売上高合計
167,844 - 売上高平均
16,784 - 粗利率平均
25.12%
時計・貴金属卸の10年度の売上高は1.7%増だった。リーマン・ショック以降の高額品の買い控え傾向が一服し、消費者に「節約疲れ」も見え始めたことなどで緩やかな回復となった。
時計業界では海外ブランドなどの超高額品の動きが鈍いなか、「オーソドックスな国産品は見直されている」といった声がある。
最大手のドウシシャは7.9%の増収。有名ブランドの時計やジュエリーが堅調に推移した。家電エコポイント制度や地上デジタル放送への切り替えが追い風となり、AV(音響・映像)機器の販売も大幅に伸びた。
※おおまかな業態の主要地域:大阪、東京、兵庫、福岡
日本の卸売業調査
服飾品 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- リーガルコーポレーション
- 連 33,114
(粗利率:44.1%) - ▲6.3%
- 東京
- 靴
- 2位
- (2)
- モリト
- 連 30,823
(粗利率:26.5%) - 2.7%
- 大阪
- 服飾資材
- 3位
- (3)
- 島田商事
- 28,639
(粗利率:16.4%) - 11.8%
- 大阪
- 服飾資材
- 4位
- (4)
- エトワール海渡
- 26,518
(粗利率:24.5%) - ▲6.0%
- 東京
- 総合服飾品
- 5位
- (5)
- 清原
- 25,784
(粗利率:25.6%) - 0.9%
- 大阪
- 服飾資材
- 6位
- (6)
- エース
- 21,834
- ▲4.3%
- 東京
- カバン
- 7位
- (8)
- 寺内
- 18,838
- 0.9%
- 大阪
- 総合服飾品
- 8位
- (7)
- ブルーミング中西
- 18,292
(粗利率:35.9%) - ▲7.0%
- 東京
- ハンカチ
- 9位
- (9)
- 東邦レマック
- 16,598
(粗利率:25.1%) - 1.0%
- 東京
- 靴
- 10位
- (11)
- 川辺
- 連 15,539
(粗利率:39.1%) - 10.3%
- 東京
- ハンカチ・スカーフ
- 卸売業 服飾品
TOP10社 - 売上高合計
235,979 - 売上高平均
23,598 - 粗利率平均
29.65%
服飾品の10年度の売上高は0.2%増。09年度の10.2%減から一転し、小幅ながらも増収となった。営業利益、経常利益がそろって4割以上の増益となり、リーマン・ショック以降の景気低迷による買い控え傾向は一服した。各社はコスト削減と並行し、百貨店などの小売業と共同開発する特注品など、付加価値を高めた商品の投入を進めている。
1位のリーガルコーポレーションの売上高は6.3%減。消費者の節約志向やファッションのカジュアル化のため、百貨店向けの中・高級品のビジネス靴が苦戦した。
※おおまかな業態の主要地域:東京、大阪
■目次(売上ランキング 通信・通教・卸売業・上場企業)
■ 日本の卸売業調査 総合 ランキング、食品 ランキング、時計・貴金属 ランキング、服飾品 ランキング、スポーツ用品 ランキング、繊維 ランキング、家具 ランキング、雑貨 ランキング、寝装品・インテリア ランキング、医薬品+日用品・医療用品 ランキング、文具・事務機 ランキング、書籍・CD・ビデオ・楽器 ランキング、玩具 ランキング、その他 ランキング
日本の卸売業調査
スポーツ用品 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- アシックス
- 連 235,349
(粗利率:43.8%) - 4.9%
- 兵庫
- 総合スポーツ用品
- 2位
- (2)
- ミズノ
- 連 150,032
(粗利率:42.0%) - 0.9%
- 大阪
- 総合スポーツ用品
- 3位
- (3)
- デサント
- 連 75,725
(粗利率:47.3%) - ▲0.4%
- 大阪
- ウェア
- 4位
- (4)
- SRIスポーツ
- 連 63,584
(粗利率:51.4%) - ▲3.1%
- 兵庫
- ゴルフ
- 5位
- (5)
- グローブライド
- 連 59,878
(粗利率:38.3%) - ▲3.9%
- 東京
- 総合スポーツ用品
- 6位
- (6)
- エスエスケイ
- 44,257
(粗利率:17.1%) - ▲10.5%
- 大阪
- 総合スポーツ用品
- 7位
- (7)
- ゴールドウイン
- 連 42,374
(粗利率:41.4%) - 2.0%
- 東京
- ウェア
- 8位
- (8)
- ゼット
- 連 38,245
(粗利率:22.6%) - ▲2.5%
- 大阪
- 総合スポーツ用品
- 9位
- (9)
- ブリヂストンスポーツ
- 34,695
- ▲0.9%
- 東京
- ゴルフ
- 10位
- (10)
- テーラーメイドゴルフ
- 24,919
- ▲2.0%
- 東京
- ゴルフ
- 卸売業 スポーツ用品 TOP10社
- 売上高合計
769,058 - 売上高平均
76,906 - 粗利率平均
37.98%
スポーツ用品卸の10年度の売上高は0.5%減だった。09年度より落ち込み幅は7.0ポイント改善したものの、2年連続の減収。東日本大震災のために春商戦の需要を取り込むことができなかった企業が多かった。ランニングブームやサッカー・ワールドカップ(W杯)の関連消費も効果は限定的だった。高額なゴルフクラブの買い控えも続いている。
1位のアシックスは4.9%の増収。市民マラソン大会の増加など若い女性を中心に愛好者が増えているランニング関連のシューズや衣料の販売が好調だった。スポーツ衣料では参入が相次ぐアパレル企業がデザイン性の高い商品を投入し、競争が激化している。
ゴルフ用品を主力にする企業は売上高がSRIスポーツ3.1%減、ブリヂストンスポーツ0.9%減、テーラーメイドゴルフ2.0%減と軒並み苦戦。景気低迷で買い替えサイクルが長期化していることもあり、ゴルフ関連は改善の兆しが見えない。春の新型モデル投入と震災による自粛ムードが重なるなど11年度も厳しい状況が続く。
※おおまかな業態の主要地域:兵庫、大阪、東京
日本の卸売業調査
繊維 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- ワールド
- 連 305,514
(粗利率:59.8%) - ▲2.7%
- 兵庫
- 婦人服
- 2位
- (2)
- オンワードホールディングス
- 連 244,550
(粗利率:47.4%) - ▲1.6%
- 東京
- 総合繊維
- 3位
- (3)
- NI帝人商事
- 連 222,477
(粗利率:9.6%) - 5.6%
- 大阪
- 総合繊維
- 4位
- (4)
- 蝶理
- 連 222,074
(粗利率:8.5%) - 16.2%
- 大阪
- 総合繊維
- 5位
- (5)
- ワコールホールディングス
- 連 165,726
(粗利率:50.6%) - 1.5%
- 京都
- 靴下・肌着
- 6位
- (6)
- 豊島
- 151,407
(粗利率:12.7%) - 1.0%
- 愛知
- 総合繊維
- 7位
- (7)
- モリリン
- 連 125,556
(粗利率:15.0%) - 8.7%
- 愛知
- 総合繊維
- 8位
- (8)
- GSIクレオス
- 連 116,024
(粗利率:11.0%) - 3.6%
- 東京
- 総合繊維
- 9位
- (9)
- 三陽商会
- 112,057
(粗利率:46.8%) - ▲1.9%
- 東京
- 総合繊維
- 10位
- (10)
- ヤギ
- 108,762
(粗利率:13.2%) - 4.2%
- 大阪
- 総合繊維
- 卸売業 繊維
TOP10社 - 売上高合計
1,774,147 - 売上高平均
177,415 - 粗利率平均
27.46%
繊維卸の10年度の売上高は0.6%減。天候要因や低価格ファッションに押され、前年実績を割り込んだ。昨秋以降の消費マインドの持ち直しに伴い、減少幅は09年度の10.2%から縮小。正価格販売が増えたことで利益率が改善し、本業のもうけを表す営業利益は51.3%増となった。リーマン・ショック以降の販売不振はひとまず落ち着いた格好だ。
売上高1,000億円以上の大手11社のうち、減収となったは4社。営業利益はワールドを除く10社が上向いた。
売上高首位のワールドは、減収。昨年の猛暑や東日本大震災の影響のため、2.7%の減収となった。婦人服の主力ブランドでは「アンタイトル」が3.6%減、「インディヴィ」が10.2%減となるなど販売不振が目立った。
2位のオンワードホールディングスも売上高は1.6%減。ただ、営業利益が2倍に伸長し、4期ぶりの増益となった。猛暑の影響は受けたものの、売り場の面積拡大や客の目に付く場所への出店が奏功し、婦人服では主力ブランド「23区」が7%、「ICB」が5%の増収などとなった。正価販売が増え、利益率が改善。好調なインターネット販売も後押しした。
11年度の業績はどれだけ早く震災の影響から脱却し、売り上げを回復できるかがカギになる。
震災が発生した3月は各社が軒並み、前年同月比2割減など大幅な落ち込みとなった。震災による消費の自粛ムードが薄れるなか、6月以降は今夏の節電の伴うクールビズ需要の盛り上がりもあって、前年実績を上回る企業もある。
電力供給不足の懸念が続くため、冬場は暖房温度が低めに設定される見通し。肌着が中心だった従来のウォームビズに対し、今冬はコートやジャケットなど重衣料の販売増加が見込まれている。ウォームビズの商機を逃さないため、オンワードは主力ブランドの関連商品を拡充。三陽商会もコートを増産するなど対応を急いでいる。
ただ、景気の先行きに対する不透明感は依然根強く、消費を取り巻く環境は楽観できる状況にはない。価格や機能など消費者を引き付ける新しい魅力を打ち出すことも求められている。
※おおまかな業態の主要地域:兵庫、東京、大阪、京都、愛知
日本の卸売業調査
家具 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- フランスベッドホールディングス
- 連 48,311
(粗利率:44.0%) - ▲3.0%
- 東京
- 家具
- 2位
- (2)
- オリバー
- 連 19,023
(粗利率:27.1%) - 3.9%
- 愛知
- 家具
- 3位
- (3)
- 光製作所
- 9,729
(粗利率:33.2%) - 8.7%
- 東京
- 家具
- 4位
- (4)
- 関家具
- 7,760
- 20.8%
- 福岡
- 家具
- 5位
- (6)
- 吉桂
- 5,400
- 3.8%
- 愛知
- 家具
- 6位
- (5)
- カッシーナ・イクスシー
- 連 5,377
(粗利率:48.8%) - ▲13.7%
- 東京
- 家具
- 7位
- (8)
- 札幌ファニシング
- 4,421
(粗利率:25.5%) - 7.5%
- 北海道
- 家具
- 8位
- (7)
- 筑波産商
- 4,410
- 2.6%
- 埼玉
- 家具
- 9位
- (9)
- 大繭リビング
- 2,117
(粗利率:19.3%) - ▲11.8%
- 大阪
- 家具
- 10位
- (10)
- 中央工芸
- 1,311
- ▲16.5%
- 東京
- 家具
- 卸売業 家具
TOP10社 - 売上高合計
107,859 - 売上高平均
10,786 - 粗利率平均
32.98%
家具卸の10年度の売上高は0.5%増。11.9%減収だった09年度から一転プラスとなり、増減率の改善幅は業種のなかでも最大の12.4ポイントだった。消費者の節約志向などのために高額品の不振は続いているものの、住宅着工件数の回復に伴う買い替えや新規購入の需要が伸びていることが業績回復につながった。回答企業11社のうち、増収は6社。1社だった09年度に比べると、業界全般の持ち直し傾向は鮮明だ。
3.0%減収となった売上高トップのフランスベッドホールディングスも落ち込み幅は09年度の8.1%減から縮小した。
東日本大震災による資材不足などのため、11年度は住宅着工に遅れが出ている。こうした影響を懸念する声は多く、フランスベッドが節電につながる冷暖房用パッドを発売するなど、各社ともに需要の掘り起こしに知恵を絞っている。
※おおまかな業態の主要地域:東京、愛知、福岡、福岡、北海道、埼玉、大阪
日本の卸売業調査
雑貨 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- アイリスオーヤマ
- 84,867
- 6.0%
- 宮城
- 住宅用品・園芸
- 2位
- (2)
- 小泉成器
- 66,051
(粗利率:19.1%) - 9.7%
- 大阪
- 電気・ガス・石油器具
- 3位
- (3)
- シモジマ
- 連 48,177
(粗利率:32.8%) - 2.6%
- 東京
- その他雑貨
- 4位
- (4)
- 中山福
- 42,563
(粗利率:18.9%) - ▲0.4%
- 大阪
- 台所用品・荒物・金物・刃物
- 5位
- (6)
- コイズミ照明
- 27,674
- 11.6%
- 大阪
- 電気・ガス・石油器具
- 6位
- (5)
- 貝印
- 25,102
- 0.5%
- 東京
- 台所用品・荒物・金物・刃物
- 7位
- (7)
- 和気産業
- 16,742
- ▲4.6%
- 大阪
- 台所用品・荒物・金物・刃物
- 8位
- (8)
- カワタキコーポレーション
- 連 15,878
- ▲6.1%
- 京都
- 雑貨
- 9位
- (9)
- 菊屋
- 15,262
(粗利率:15.4%) - ▲4.1%
- 群馬
- 台所用品・荒物・金物・刃物
- 10位
- (10)
- ユアサプライムス
- 14,400
- ▲7.1%
- 東京
- 電気・ガス・石油器具
- 卸売業 雑貨
TOP10社 - 売上高合計
356,716 - 売上高平均
35,672 - 粗利率平均
21.55%
雑貨卸の10年度の売上高は2.3%増だった。2.9%の減収だった09年度と比べると、市場は回復傾向にある。商品開発や販路開拓に積極的に取り組んだ企業が売り上げを伸ばした。
1位はアイリスオーヤマ(仙台市)。主力の販路であるホームセンターに加え、ドラッグストアやコンビニエンスなど新規の取引先を積極的に開拓し、6.0%の増収を達成した。「回転モップ」など新商品の相次ぐヒットも売上高の底上げにつながった。現在も東日本大震災を受けた「節電」関連商品などをいち早く企画し、売り出している。
※おおまかな業態の主要地域:宮城、大阪、東京、京都、群馬
日本の卸売業調査
寝装品・インテリア ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- サンゲツ
- 連 112,118
(粗利率:29.4%) - 3.3%
- 愛知
- インテリア
- 2位
- (3)
- リック
- 43,550
- ▲1.4%
- 大阪
- インテリア
- 3位
- (2)
- 川島織物セルコン
- 連 40,841
(粗利率:26.9%) - ▲27.5%
- 京都
- インテリア
- 4位
- (4)
- 西川産業
- 36,969
- 1.6%
- 東京
- 寝装品
- 5位
- (5)
- リリカラ
- 32,422
(粗利率:26.6%) - ▲3.9%
- 東京
- インテリア
- 6位
- (6)
- 西川リビング
- 21,571
- 4.2%
- 大阪
- 寝装品
- 7位
- (7)
- 京都西川
- 18,414
(粗利率:29.7%) - ▲7.2%
- 京都
- 寝装品
- 8位
- (8)
- アスワン
- 13,728
- ▲7.0%
- 大阪
- インテリア
- 9位
- (9)
- シンコール
- 13,325
- ▲1.2%
- 石川
- インテリア
- 10位
- (10)
- シノダ
- 10,048
(粗利率:19.6%) - 0.6%
- 東京
- インテリア
- 卸売業 寝装品・インテリア TOP10社
- 売上高合計
342,986 - 売上高平均
34,299 - 粗利率平均
26.44%
寝装品・インテリア卸の10年度の売上高は4.1%減。全業種中、落ち込み幅は2番目に大きかったものの、09年度の12.2%からは8.1ポイントの大幅改善となった。マンションなど住宅の新規着工件数が上向いたことにより、寝装品やインテリアを新たに購入する消費者が増えた。東日本大震災を受け、支出を絞り込む傾向は強まっているため、買い替えの需要は11年度も厳しい状況が続く見通しだ。
首位のサンゲツは3.3%増となり、09年度の7.9%減収から大幅に改善した。インテリア事業では10年6月に東京・港のショールームを刷新。デザインや素材、機能をわかりやすく展示し、商品提案を強化した。壁紙にディズニーのキャラクター商品を加えるなど、対象顧客の拡大などにも取り組んだ。
※おおまかな業態の主要地域:愛知、大阪、京都、東京、石川
■目次(売上ランキング 通信・通教・卸売業・上場企業)
■ 日本の卸売業調査 総合 ランキング、食品 ランキング、時計・貴金属 ランキング、服飾品 ランキング、スポーツ用品 ランキング、繊維 ランキング、家具 ランキング、雑貨 ランキング、寝装品・インテリア ランキング、医薬品+日用品・医療用品 ランキング、文具・事務機 ランキング、書籍・CD・ビデオ・楽器 ランキング、玩具 ランキング、その他 ランキング
日本の卸売業調査
医薬品+日用品・医療用品 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- メディパルホールディングス
- 連 2,662,821
(粗利率:7.1%) - 4.6%
- 東京
- 医薬品
- 2位
- (2)
- アルフッレサホールディングス
- 連 2,183,345
(粗利率:6.6%) - 6.0%
- 東京
- 医薬品
- 3位
- (3)
- スズケン
- 連 1,751,928
(粗利率:9.4%) - 0.9%
- 愛知
- 医薬品
- 4位
- (4)
- 東邦ホールディングス
- 連 1,059,612
(粗利率:8.1%) - 5.7%
- 東京
- 医薬品
- 5位
- (5)
- あらた
- 連 601,949
(粗利率:12.7%) - 2.0%
- 千葉
- 総合(洗剤・化粧品)
- 6位
- (6)
- バイタルケーエスケー・ホールディングス
- 連 532,045
(粗利率:7.1%) - ▲0.5%
- 東京
- 医薬品
- 7位
- (7)
- フォレストホールディングス
- 連 399,297
(粗利率:9.1%) - 0.1%
- 大分
- 医薬品
- 8位
- (8)
- 中北薬品
- 207,503
- 0.7%
- 愛知
- 医薬品
- 9位
- (9)
- ほくやく・竹山ホールディングス
- 連 198,203
(粗利率:7.3%) - 2.8%
- 北海道
- 医薬品
- 10位
- (10)
- フジモトHD
- 連 168,566
- ▲3.5%
- 東京
- 医療用品
- 卸売業 医薬品+日用品・医療用品 TOP10社
- 売上高合計
9,765,269 - 売上高平均
976,527 - 粗利率平均
8.42%
医薬品卸の10年度の売上高は3.6%増。高齢化の進行による需要を受け、生活習慣病関連などが伸びた。薬価(薬の公定価格)改正に伴い、メーカーや薬局など取引先と価格交渉が難航し、利益を圧迫した。
価格交渉で苦戦するなか、物流効率化による販売管理費の削減に取り組むメディパルは09年から次世代の物流センターを展開を開始。新しいセンターには商品の容積を量り、適切な箱積みの方法を指示するシステムなどを導入し、作業効率を大幅に引き上げるとともに誤配送などのミス防止も強化している。
09年に稼働させた神奈川県の次世代型物流センターでは10年度、配送対象地域内での販管費比率が4.81%となり、09年度比0.64ポイント低下した。10年に大阪府、11年には愛知県にも同様の物流センターを開設。一層のコスト削減を目指す。
※おおまかな業態の主要地域:東京、愛知、千葉、大分、北海道
日本の卸売業調査
文具・事務機 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- 内田洋行
- 連 141,751
(粗利率:22.8%) - 11.8%
- 東京
- 事務機器
- 2位
- (2)
- エコール流通グループ
- G 74,669
(粗利率:15.4%) - 1.8%
- 東京
- 文具
- 3位
- (3)
- 大丸藤井
- 51,251
(粗利率:14.9%) - 0.7%
- 北海道
- 紙
- 4位
- (4)
- 加藤憲ホールディングス
- G 48,093
(粗利率:12.3%) - 4.8%
- 愛知
- 文具
- 5位
- (5)
- レイメイ藤井
- 36,858
(粗利率:16.4%) - 1.8%
- 福岡
- 文具
- 6位
- (6)
- シロキ
- 35,829
- 1.2%
- 愛知
- 紙
- 7位
- (8)
- 竹尾
- 26,964
(粗利率:18.2%) - ▲5.1%
- 東京
- 紙
- 8位
- (7)
- ライオン事務器
- 連 25,589
(粗利率:21.5%) - ▲11.7%
- 東京
- 事務用品
- 9位
- (9)
- 三菱文具
- 25,068
(粗利率:16.3%) - ▲2.2%
- 東京
- 文具
- 10位
- (10)
- ハイブリッド・サービス
- 連 20,508
(粗利率:8.2%) - ▲6.4%
- 東京
- OA機器
- 卸売業 文具・事務機
TOP10社 - 売上高合計
486,580 - 売上高平均
48,658 - 粗利率平均
16.22%
文具・事務機卸の10年度の売上高は2.7%増だった。09年度の9.1%減から一転し、増収となった。リーマン・ショック以降の法人需要の低迷に一服感が広がり、オフィス機器などの備品の購入を再開する企業が増えた。調査対象業種の中では家具に次ぐ高い水準だった。
売上高1位の内田洋行は11.8%の増収。09年度の14.2%減から業績は大幅に改善した。
政府の09年度補正予算に情報通信技術(ICT)の充実を柱とした「スクール・ニューディール」が計上されたことから、ICT機器や理科教材など学校関係の受注が増加し、収益を底上げした。
法人需要の回復傾向に加え、消耗品を中心とした個人需要も持ち直しの兆しが広がり、文具の取り扱いを主力にする卸各社も収益は堅調に推移した。文具卸で売上高トップのエコール流通グループは1.8%の増収となり、営業利益は09年度の2倍超に伸びた。
※おおまかな業態の主要地域:東京、北海道、愛知、福岡
日本の卸売業調査
書籍・CD・ビデオ・楽器 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- 日本出版販売
- 連 731,293
(粗利率:12.9%) - ▲2.7%
- 東京
- 書籍
- 2位
- (2)
- トーハン
- 連 529,245
(粗利率:11.6%) - ▲4.6%
- 東京
- 書籍
- 3位
- (3)
- 大阪屋
- 126,888
(粗利率:7.4%) - 0.9%
- 大阪
- 書籍
- 4位
- (4)
- 星光堂
- 67,299
- ▲24.0%
- 東京
- CD
- 5位
- (5)
- 栗田出版販売
- 46,347
- ▲0.8%
- 東京
- 書籍
- 6位
- (6)
- 太洋社
- 40,034
(粗利率:10.6%) - ▲4.4%
- 東京
- 書籍
- 7位
- (-)
- 図書館流通センター
- 37,549
(粗利率:20.5%) - −
- 東京
- 書籍
- 8位
- (7)
- 日教販
- 連 36,047
(粗利率:10.6%) - ▲1.7%
- 東京
- 書籍
- 9位
- (8)
- シーエスロジネット
- 連 17,932
(粗利率:11.6%) - 8.8%
- 愛知
- CD
- 10位
- (9)
- 日本地図共販
- 7,336
- ▲6.6%
- 東京
- 書籍
- 卸売業 書籍・CD・ビデオ・楽器 TOP10社
- 売上高合計
1,639,970 - 売上高平均
163,997 - 粗利率平均
12.17%
書籍やCD、ビデオ、楽器などを扱う卸売業の10年度の売上高は4.0%減。書籍・雑誌と音楽CDの市場が縮小し、09年度と同じ落ち込み幅となった。
売上高ランキング1位の日本出版販売と2位のトーハンは書籍などの返品率を抑制し、収益率を改善した。11年3月期の返品率は日本出版販売33.9%、トーハン37.4%となり、10年3月期比でそれぞれ1.8ポイント、0.6ポイント下がった。流通させる商品数を絞り込む仕組みなどの導入が奏功した。
売上高4位の星光堂は24%の減収。音楽CD市場縮小のため、取引先であるCD店の閉店に歯止めがかからないのが主因だ。東日本大震災直後はCD店の売上高の大半を占める新譜の発売が軒並み延期となり、CD店の経営状況は厳しさを増した。
ネット通販や電子書籍、音楽配信の勢力が拡大し、書店やCD店は一層の苦戦を余儀なくされている。依然、書店やCD店向けの取引に収益を依存している卸各社にとっては店舗の経営支援が課題となっている。
※おおまかな業態の主要地域:東京、大阪、愛知
日本の卸売業調査
玩具 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- ハピネット
- 連 190,891
(粗利率:11.7%) - ▲1.7%
- 東京
- 総合玩具
- 2位
- (2)
- タカラトミー
- 連 159,490
(粗利率:33.0%) - ▲10.8%
- 東京
- 総合玩具
- 3位
- (3)
- サンリオ
- 連 76,625
(粗利率:60.3%) - 3.7%
- 東京
- ホビー・ファンシー
- 4位
- (4)
- エスケイジャパン
- 連 9,458
(粗利率:26.7%) - ▲1.3%
- 大阪
- ぬいぐるみ
- 5位
- (5)
- オンダ
- 7,644
(粗利率:20.2%) - ▲10.2%
- 東京
- 総合玩具
- 卸売業 玩具
TOP5社 - 売上高合計
444,108 - 売上高平均
88,822 - 粗利率平均
30.38%
玩具卸の10年度の売上高は4.5%減。少子化の影響による市場縮小が続いている。
最大手のハピネットの売上高は1.7%減。バンダイの「仮面ライダーオーズ」関連商品やセガトイズの「爆丸」など男児向けのキャラクターが牽引し、玩具事業は増収だった。
インターネット配信サービスの普及などを受け、CD・DVDなどを扱う映像音楽事業は低迷が続いた。
タカラトミーは10.8%の減収。ミニカー「トミカ」や着せ替え人形「リカちゃん」など定番商品は堅調に推移したものの、映画の「トランスフォーマー」など大型コンテンツがなかったキャラクター関連は苦戦した。
サンリオの売上高は3.7%増。人気キャラクターの「ハローキティ」「マイメロディ」などのライセンス契約が増えた。
気になったので調べてみましたが、オンダは花火を主力商品として扱っている。
※おおまかな業態の主要地域:東京、大阪
日本の卸売業調査
その他 ランキング
(全業種、カッコ内は2009年度順位、▲はマイナス)
- 順位
- 昨年順位
- 社名
- 売上高(百万円)
- 増減率
- 本社
- 業種
- ロゴ
- 1位
- (1)
- エコートレーディング
- 連 74,234
(粗利率:12.7%) - 5.7%
- 兵庫
- ペットフード・用品
- 2位
- (2)
- シャネル
- 46,200
- 2.2%
- 東京
- トータルファッション
- 3位
- (3)
- 浅沼商会
- 13,306
(粗利率:19.0%) - ▲20.5%
- 東京
- 写真用品
- 卸売業 その他
TOP3社 - 売上高合計
133,740 - 売上高平均
44,580 - 粗利率平均
15.85%
■目次(売上ランキング 通信・通教・卸売業・上場企業)
■ 日本の卸売業調査 総合 ランキング、食品 ランキング、時計・貴金属 ランキング、服飾品 ランキング、スポーツ用品 ランキング、繊維 ランキング、家具 ランキング、雑貨 ランキング、寝装品・インテリア ランキング、医薬品+日用品・医療用品 ランキング、文具・事務機 ランキング、書籍・CD・ビデオ・楽器 ランキング、玩具 ランキング、その他 ランキング
■ 日本の全国上場企業調査 売上高 ランキング
※2011年9月9日時点
- 順位
- 証券コード
- 会社名
- 売上高(百万円)
- 決算月
- 業種
- ロゴ
- 1位
- 8058
- 三菱商事
- 19,233,443
- 3月
- 商社
- 2位
- 7203
- トヨタ
- 18,993,688
- 3月
- 自動車
- 3位
- 8001
- 伊藤忠商事
- 11,392,589
- 3月
- 商社
- 4位
- 9432
- NTT
- 10,305,003
- 3月
- 通信
- 5位
- 8031
- 三井物産
- 9,942,472
- 3月
- 商社
- 6位
- 5020
- JX
- 9,634,396
- 3月
- 石油
- 7位
- 6501
- 日立
- 9,315,807
- 3月
- 電気機器
- 8位
- 8002
- 丸紅
- 9,020,468
- 3月
- 商社
- 9位
- 7267
- ホンダ
- 8,936,867
- 3月
- 自動車
- 10位
- 7201
- 日産自動車
- 8,773,093
- 3月
- 自動車
- 順位
- 証券コード
- 会社名
- 売上高(百万円)
- 決算月
- 業種
- ロゴ
- 11位
- 6752
- パナソニック
- 8,692,672
- 3月
- 電気機器
- 12位
- 8053
- 住友商事
- 8,349,371
- 3月
- 商社
- 13位
- 6758
- ソニー
- 7,181,273
- 3月
- 電気機器
- 14位
- 6502
- 東芝
- 6,398,505
- 3月
- 電気機器
- 15位
- 2914
- JT
- 6,194,554
- 3月
- 食品
- 16位
- 8015
- 豊田通商
- 5,743,649
- 3月
- 商社
- 17位
- 9501
- 東京電力
- 5,368,536
- 3月
- 電力
- 18位
- 3382
- セブン&アイ ホールディングス
- 5,119,739
- 2月
- 小売業
- 19位
- 8267
- イオン
- 5,096,569
- 2月
- 小売業
- 20位
- 6702
- 富士通
- 4,528,405
- 3月
- 電気機器
- 順位
- 証券コード
- 会社名
- 売上高(百万円)
- 決算月
- 業種
- ロゴ
- 21位
- 9437
- NTTドコモ
- 4,224,273
- 3月
- 通信
- 22位
- 5401
- 新日本製鉄
- 4,109,774
- 3月
- 鉄鋼業
- 23位
- 2768
- 双日
- 4,014,639
- 3月
- 商社
- 24位
- 7751
- キヤノン
- 3,706,901
- 12月
- 電気機器
- 25位
- 5019
- 出光興産
- 3,659,301
- 3月
- 石油
- 26位
- 6503
- 三菱電機
- 3,645,331
- 3月
- 電気機器
- 27位
- 9433
- KDDI
- 3,434,545
- 3月
- 通信
- 28位
- 5411
- JFE
- 3,195,560
- 3月
- 鉄鋼業
- 29位
- 4188
- 三菱ケミカルホールディングス
- 3,166,771
- 3月
- 化学
- 30位
- 6902
- デンソー
- 3,131,460
- 3月
- 電気機器
- 順位
- 証券コード
- 会社名
- 売上高(百万円)
- 決算月
- 業種
- ロゴ
- 31位
- 6701
- NEC
- 3,115,424
- 3月
- 電気機器
- 32位
- 6753
- シャープ
- 3,021,973
- 3月
- 電気機器
- 33位
- 9984
- ソフトバンク
- 3,004,640
- 3月
- 通信
- 34位
- 7011
- 三菱重工
- 2,903,770
- 3月
- 機械
- 35位
- 5108
- ブリヂストン
- 2,861,615
- 12月
- ゴム
- 36位
- 5007
- コスモ石油
- 2,771,523
- 3月
- 石油
- 37位
- 9503
- 関西電力
- 2,769,783
- 3月
- 電力
- 38位
- 7459
- メディパルホールディングス
- 2,662,821
- 3月
- 商社
- 39位
- 7269
- スズキ
- 2,608,217
- 3月
- 自動車
- 40位
- 9020
- JR東日本
- 2,537,353
- 3月
- 鉄道・バス
- 順位
- 証券コード
- 会社名
- 売上高(百万円)
- 決算月
- 業種
- ロゴ
- 41位
- 5012
- 東燃ゼネラル
- 2,398,718
- 12月
- 石油
- 42位
- 5002
- 昭和シェル
- 2,346,081
- 12月
- 石油
- 43位
- 9502
- 中部電力
- 2,330,891
- 3月
- 電力
- 44位
- 7261
- マツダ
- 2,325,689
- 3月
- 自動車
- 45位
- 7259
- アイシン
- 2,257,436
- 3月
- 自動車
- 46位
- 4901
- 富士フイルム
- 2,217,084
- 3月
- 化学
- 47位
- 2784
- アルフレッサ
- 2,183,345
- 3月
- 商社
- 48位
- 2503
- キリンホールディングス
- 2,177,802
- 12月
- 食品
- 49位
- 9831
- ヤマダ電機
- 2,153,259
- 3月
- 小売業
- 50位
- 5802
- 住友電
- 2,033,827
- 3月
- 非鉄金属製品
- 上場企業
TOP50社 - 売上高合計
265,190,905 - 売上高平均
5,303,818
日本の優良企業のTOP50ですから当然と言えば当然ですが、上場企業の売上高は、通販・通教・卸売の売上高と比較すると数字は圧倒的です。
日本のGDPが2010年データですと、539,880,700(単位は百万円)。約540兆円。
とてもざっくりな解釈ですが、上場企業上位50社の売上数値を合算すると約265兆円。GDPの約49%になります。
会社は沢山ありますが、上場企業のTOP企業がいかに生産力が高いかがうかがええます。
【参考】
(「通販新聞」「日経MJ」「日本経済新聞」)
■目次(売上ランキング 通信・通教・卸売業・上場企業)
■ 日本の卸売業調査 総合 ランキング、食品 ランキング、時計・貴金属 ランキング、服飾品 ランキング、スポーツ用品 ランキング、繊維 ランキング、家具 ランキング、雑貨 ランキング、寝装品・インテリア ランキング、医薬品+日用品・医療用品 ランキング、文具・事務機 ランキング、書籍・CD・ビデオ・楽器 ランキング、玩具 ランキング、その他 ランキング
2011/09/17
※情報はいろんなサイトから拾い集めまとめました。あなたの好奇心を刺激できれば幸いです。
» iso.labo home | アイエスオーラボ ホーム » labo | 好奇心に、こちょこちょ。 » retail | 通信・通教・卸売業・上場企業の売上ランキング 2011
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