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古典派【classicists】とは?
音楽用語集
古典派【classicists】
1770〜1820年頃まで発展した音楽様式をいいます。
絶対音楽(詩や絵画など他の芸術と直接的な関係をもたず、純粋に音の芸術性を追求して作った音楽)の考え方に従って、人間の表現を求めたものでバロックとロマン派の間に位置しています。ウィーンを中心に活躍したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンによって完成されたので、ウィーン古典派ともいいます。形式としてはソナタ形式、ロンド形式があり、交響曲や弦楽四重奏曲。近代的なソナタや協奏曲を大きく発展させました。これ以前のバッハの息子たちやマンハイム楽派などに代表される傾向を特に前古典派と呼びます。
またベートヴェンの後期の作品には均整よりも詩的、劇的表現を重視するロマン主義的傾向が認められます。
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聖ヨセフ(Christ in the Carpenter's Shop)
1645年, Oil on canvas, 137 × 101cm, ルーブル美術館
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour)作
静謐で峻厳な作品を古典主義と看做すこともできる。
2011/11/25
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