世界の平均寿命BEST10 男女別 | ヒトリゴト

平均寿命

平均寿命とは、年齢別の死亡率などを基に、その年に生まれたゼロ歳の子どもが何歳まで生きられるかを計算した数字。

■女性編

女性は男性と比べ長生きしやすいいいますが、いかがでしょうか。

■男性編

女性に比べて、男性はいかがでしょうか。

まとめ

日本人の平均寿命が一番長かったのは、男女とも２００９年。女性は８６．４４歳、男性は７９．５４歳。女性を例にとると、第二次世界大戦後の１９４７年は５３．９６歳、６０年には７０歳、８４年には８０歳を越えるなどぐんぐん伸び続け、８５年に前の年までトップだったアイスランドを抜いて世界一になった。
戦後に平均寿命が伸びたのは、衛生・栄養状態が良くなったことや医療が進歩したおかげ。女性が世界一になった８５年ごろには、日本人が肉を食べる量は５０年代の７〜８倍に増えたらしい。それまでの米や野菜、魚を中心に食べる食習慣がほどよく欧米化されて、栄養のバランスが良くなった。最近は肉や脂っこいものの食べ過ぎで栄養バランスの崩れている人もいるので、注意が必要。
また、海外で平均寿命の長い国はどこなのだろうか。計算する年や方法は違うため、正確には比べられないが、昨年は香港が男女共にトップになった。スペインやスイスなどヨーロッパの国と、韓国やシンガポールなどアジアの国が上位に多い。どこも日本のように栄養、衛生面や医療の環境が整っている。逆に国内の治安が良くないアフガニスタンでは平均寿命が推定で４０代後半だったり、アフリカで栄養不足や病気で亡くなる子どもが多い国は、５０歳前後だったりする。

昔の日本の平均寿命

もっと昔の日本人の平均寿命はどうなのでしょう。
縄文時代の平均寿命は１５〜２０歳と推定される、１５歳まで生き延びれば平均すれば３０歳過ぎくらいが平均寿命だった。子どものころに亡くなる人が多かった時代だから平均寿命が短い。今でも七五三を祝うのは、こうした年齢を無事に迎えられたことを感謝する意味もある。
江戸時代の後期には１５歳に達した人の場合を見ると、平均余命が４０年前後、つまり寿命は５５歳前後の伸びたらしい。戦後の１９４７年の２０歳の男性の平均余命が４０．８９歳だったのに対し、昨年は５９．９３年と、約１９年も伸びている。

最後に、介護なしで毎日を元気に暮らせる「健康寿命」という考え方があります。２０１０年の場合、健康寿命は平均寿命より男性で９年、女性は１２年ほど下がる。今のうちから足腰を鍛え、食生活に気をつけて健康な長寿を目指したいと思うのです。

（日本経済新聞 より　一部加筆）

最も長生きした人は？

２０１２年９月現在、最も長生きされた方はフランスの女性（１２２歳）だそうです。ちなみにですが、喫煙者だったそう（老後に止めたそうですが）ですよ。
人間の最大寿命は約１２０歳と言われています。長寿の秘訣は両親から受け継いだ遺伝子構造にもよるのですが、くよくよしない前向きなポジティブシンキングとバランスの取れた適度な食事生活が必要のようです。

下の画像は、動物たちの平均寿命を一本の線で説明したもので、スタート地点は虫である。つまりほとんど生きられないということだ。5歳を過ぎるとウサギやキツネが。10歳以上でライオンやオオカミなどがエントリー。
30歳を超えるとクマやカバがエントリーし、50過ぎるとサイ、60間際でゾウ、70直前にクジラが出てきて、90～130には何も入らず、オチ要員は150の特大ガメだ。
「鶴は千年亀は万年」というコトワザがあるが、本当にカメは長生きをする。

（「ロケットニュース」「BUZZFeeD」 より　一部加筆）