どうも、いらっしゃいませ。お楽しみ下さい。

名言・格言『飛鳥 涼さんの詩』一覧リスト

名言・格言『飛鳥 涼さんの詩』一覧リスト

飛鳥 涼(あすか りょう)さん。日本のシンガーソングライター、福岡県筑紫郡大野町(現在の大野城市)出身。
古いメモを整理していたら、気になる言葉がありました。それは、CHAGE and ASKAの飛鳥涼さんの詩でした。今読み返しても飛鳥さんの世界に引っ張られる引力を感じたので、このページで紹介致します。

昔話になりますが、僕が初めて買ったCDアルバムはCHAGE and ASKAさんの「SUPER BESTⅡ」でした。初めて買ったCDシングルは和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」です。おそらく渋い少年でした。

以下、気になる言葉(詩)になります。何かを感じていただけたら嬉しいです。


好奇心に、こちょこちょ。 | labo気になる言葉(名言・格言・ことわざ) | wordsof


飛鳥 涼さんの詩

引力 || image

「無題」

この世に於いてのすべての経験は
「愛されること」からはじまったのだ
そんな無重力に似た思考のようなものを
あるひとつに集中したときそこには引力が生まれる

想念を宇宙とする思考には
迷いも戸惑いも追求も探求もない
二卵性のような心理と真理がある
それはひとつの集中によって
輪郭を持った存在となったまま現れる
これをある人は閃きという
ある人は悟りという
ここでこの詩は完結であるはずだったが

この世を離れるとき
自分のためだけに心の底から涙を流してくれる人に
「これが自分だ」と伝えることができる
この生きた証明の愛を残したいと思ったのだ

なぜなら
この世に於いてのすべての経験は
「愛されること」からはじまったのだ
そんな無重力に似た思考のようなものを
あるひとつに集中したときそこには引力が生まれる

- アルバム『SCENE III』より


「叫びは風になった」

人々がゆれている
国が動こうとしている

僕は テレビに釘づけになって 心の何処かで応援してて
確かに 息づこうとしてる街 それは 卵の中の鼓動の響き

銃口の向こうで 幸せを願う人 銃口のこちらで 思想を背追わされた人
みんな 幸せを求めたはずなのに

答は とても早かった まるで ミキサーのように
かんたんに 積木のように倒れる 自由・自由・自由

とても大きな 悲しい日 叫びは風になってしまった

- アルバム『PRIDE』より


「未来」

これから僕らは どうなっちゃうんだろう

僕らは未来の影を踏めなくなってしまった
声を出せば どこまでも続いて行くような空や 手を伸ばせば
おとぎの国に触れそうな海や
見つめれば 頬染めて歌いだしそうな花や
僕らは図書館でめくるページの中でしか
それを語ることが出来なくなってしまった

これから僕らは どうなっちゃうんだろう

いつまでも 満天の星の屋根に囲まれて眠りたいし
満開の桜の並木に挟まれて春を迎えたい

未来 || image

教会の扉よりも広い心で
人を愛すことはむつかしいけれど
境界の線を越えて
人と抱き合うことは大変なことじゃない

そして 西暦2000年の僕の誕生日は木曜日で
いつものように ケーキにロウソクをたてて
おめでとうを言ってもらうんだ

- アルバム『SCENE II』より


ページTOPへ


「やり直しがきかない人生」

人生はやり直しがきかないと思ってる
教室で教え込まれたそれは違ってると思う

ダメでダメでダメになったとき
もう一度はじめからじゃ嘘臭いと思ってる

底から這い上がる力を学びたかった
そして逆転は必ずある

人は弱い が 人は強い

やり直しがきかない人生 そんな中に人は生きてる
やり直しがきかない人生だから かっこいいと思ってる

- アルバム『RED HILL』より


「風の形」

ある日僕は 風と別れた
髪を切ってしまったんだ

だから もう
僕の髪で 風の形を見ることは出来なくなってしまった

- アルバム『RHAPSODY』より


「幸福のかたち」

小さな幸福も 大きな幸福も
幸福の重さは どれも同じ
本当に幸福だと感じた時 そこが幸福のあるところ

- アルバム『TURNING POINT』より



「無題」

いつも僕の前には
真白な 気の遠くなるほど真っ白な 地図が描かれていて

右足を出せばいいのか 左足を出せばいいのか
そんなことを考えると 部屋中の時計が止まります

そんなとき
僕は心の中にあるエレベーターに乗り
幼い日行きのボタンを押すのです

扉が開くと
そこにはいつも ダブダブの服を着た僕が立っていて

“いつかおおきくなるからねっ”て

その服が似合う頃になると
次の大きな服を着せられてね

結局 カッコよく着れる頃は
少しの間しかなかった

でも僕は思うんですよ きっと 心の中にも 大きな服を着せられてたんじゃないかって

その服は 風になびくと
とても綺麗で
まるでチョウチョの羽根のようでね

いつしか大人達は 舞い上がる風を捜すうちに
羽根のあることを忘れてしまって・・・

だから 子供に憧れるのかも知れませんね

失くしたわけじゃないですね
使わなくなっただけですね

僕は あなたと出逢ったとき
それが少しだけ
揺れるのを感じましたよ

- アルバム『SCENE』より


ページTOPへ


最後までご覧いただき、ありがとうございます!

このページが「面白い・役に立つ・参考になる」など 誰かに教えたいと思いましたらソーシャルメディアで共有お願いします!


【パンくず】iso.labo home | イソラボ ホームlabo | 好奇心に、こちょこちょ。名言・格言『飛鳥 涼さんの詩』一覧リスト