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「CEO」「CIO」「COO」「CTO」「CFO」「CMO」「CPO」「CKO」の意味とは?仕事に役立つビジネス用語

ビジネスでは『トップ・マネジメント』の役員を、「CEO」「CIO」「COO」「CTO」「CFO」「CMO」「CPO」「CKO」など 3文字の横文字で表すことがあります。なかなか似ていて覚えるのもひと苦労なのでまとめてみました。それぞれの役割を認識し、ビジネスシーンで活用していきましょう。


仕事に役立つ【ビジネス用語集】


◆ 「CEO」の意味とは?

さいこうけいえいせきにんしゃ【最高経営責任者】《Chief Executive Officer》CEO

アメリカ合衆国内の法人において理事会(法人が会社の場合は取締役会)(board of directors) の指揮の下で法人のすべての業務執行を統括する役員、執行役員又は執行役(officer、又は executive officer)の名称、若しくは最高経営責任者として選任された人物のことである。
統括業務執行役員などと和訳されることもある。イギリスにおいては、同様の職務を行う役員を業務執行役員(イギリス英語: managing director、略語:MD)、又はチーフ・エクゼクティブ(chief executive)という。また、非営利団体ではエグゼクティブ・ディレクター(アメリカ英語: executive director、略語:ED)の名称が使われることもある。

(ウィキペディア より)


考察:CEOについて

経営方針や経営戦略を決める

その会社で最高の権限を持つ1番偉い方。会長や社長が就任する印象。

◆ 「CIO」の意味とは?

さいこうじょうほうせきにんしゃ【最高情報責任者】《Chief Information Officer》CIO

アメリカ合衆国内の法人などにおいて、情報や情報技術に関する上位の役員のことである。情報担当役員や英称の略称であるCIO(シー・アイ・オー)などとも呼ばれる。

(ウィキペディア より)

さいこうとうしせきにんしゃ【最高投資責任者】《Chief Information Officer》CIO

企業において投資に関する意思決定を行う最高責任者。

(ウィキペディア より)


考察:CIOについて

経営戦略とIT戦略を統合し付加価値を与える

情報の内部統制。マーケッターが直面するニーズにソリューションで対応する。マーケティングを理解し、先見性があり、かつ技術にも知見がなければいけない。今後とても重要になるであろうポジション。
情報管理部部長が兼任するケースがよくみうけられる。

◆ 「COO」の意味とは?

さいこうしっこうせきにんしゃ【最高執行責任者】《Chief Operating Officer》COO

アメリカ合衆国内の法人において理事会(法人が会社の場合は取締役会)(board of directors) の指揮の下で法人の事業運営に関する業務執行を統括する役員、執行役員又は執行役(officer、又は executive officer)の名称、若しくは最高執行責任者として選任された人物のことである。
最高執行責任者は、事業運営担当役員 (director of operations、又はoperations director)、事業運営担当の副理事長又は副社長 (vice-president of operations)、エグゼクティブ・ディレクター (executive director) 等の職務を兼任することがある。

(ウィキペディア より)


考察:COOについて

CEOの決定した経営方針や経営戦略を実践し経営する

社長が兼任したり、副社長や専務が兼任したりと会社によって様々。
良く言われる場合は「CEOの右腕」。悪く言われる場合は「CEOの腰巾着」。

◆ 「CTO」の意味とは?

さいこうぎじゅつせきにんしゃ【最高技術責任者】《Chief Technical Officer/Chief Technology Officer》CTO

ビジネス幹部のポジションで、会社における技術的な役割に焦点をあてたものである。研究開発ディレクターの立場を拡張したものとして、アメリカでは1980年代に登場。
ドットコム時代と、1990年代のコンピュータブームの際に、多くの会社が主要な技術的人物に最高技術責任者という肩書を用いた。MISとITコミュニティはしばしば最高情報責任者(CIO)の同義語として、または、複雑な技術に精通した最高情報責任者の部下として、最高技術責任者という肩書を使った。最高技術責任者の役割は企業、産業の間で様々である。しかし、大体の場合、技術に関連している。以下のような役割が含まれる。
(1)短期間の(戦略的な)技術的方向性決定
(2)研究開発のビジネス的な監督
(3)企業内でのソフトウェアの利用

(ウィキペディア より)


考察:CTOについて

技術戦略・研究開発の立案、実施、管理

技術部部長が兼任する印象。
IT分野では、「技術サイドの開発リソース(部下のリソース担保、技術的財産になりえるのかリスクのないシステムか検討・検証) 」と「マーケティングサイドの改善リリース希望(顧客の要望・不満を出来るだけ早く改善し、競合他社よりも優れたサービスを展開)」で見解が分かれ摩擦が生じることが多く、CMOとは距離があるポジションのように感じます。

◆ 「CFO」の意味とは?

さいこうざいむせきにんしゃ【最高財務責任者】《Chief Financial Officer》CFO

アメリカ合衆国内の法人において理事会(法人が会社の場合は取締役会)(board of directors) の指揮の下で法人の財務に関する業務執行を統括する役員、執行役員又は執行役(officer、又は executive officer)の名称、若しくは最高財務責任者として選任された人物。
CFOの代わりに会計役 (treasurer) または財務担当副理事長又は副社長 (vice-president of finance) を置く法人もある。英国においては財務担当役員(イギリス英語: finance director)が同様の職務を行う。 また、最高財務責任者は企業に限らず、フロリダ州政府の州財務官 (State Treasurer) の名称としても使われる。

(ウィキペディア より)


考察:CFOについて

財務面でCEOやCOOをサポートする

経理部部長が兼任することが多いかと。

◆ 「CMO」の意味とは?

さいこうこきゃくしじょうぶんせきちょうさせきにんしゃ【最高顧客市場分析調査責任者】《Chief Marketing Officer》CMO

企業において、一層高いレベルでのマーケティング活動を実践するために、従来、部門で分かれて行われていたマーケティング業務(店舗、商品、サービスなど事業部単位のマーケティング、地域毎のマーケティングなど)を、機能的に連携し統括するマーケティング最高責任者。

主な役割は以下の3点である

  • マーケティング活動の最適化と効率化(マーケティングROIの最大化)を図り、そのための機能統合を進める
  • 経営とマーケティングの融合を進める(各単位のマーケティング業務と経営戦略、IT業務とを有機的に連動させる)
  • 企業マーケティングのアカウンタビリティを担う

(神岡太郎氏著「CMOマーケティング最高責任者」 より)


考察:CMOについて

マーケティングの全社的な統括責任者

顧客との接点がリアル・ネット・ソーシャル・アプリなど多様化していく昨今、企業に入ってくるマーケティングデータを社員で共有し考え、どのようにサービスに生かすのか。

◆ 「CPO」の意味とは?

こじんじょうほうほごさいこうせきにんしゃ【個人情報保護最高責任者】《Chief Privacy Officer》CPO

考察:CPOについて

企業において、企業内の個人情報保護体制の構築・運用・改善をする責任がある役員
企業のホームページ「個人情報保護の取り組み」などに「個人情報保護最高責任者」「個人情報保護管理者」などの名称で明記される。

「個人情報保護士(検定料10,500円 ※)」の資格だったり「認定CPO資格(講座受講料 99,750円 ※)」を持っている管理職がCPOになる傾向が多いように感じます。規模の小さな会社では、技術部だったり業務部だったり総務部だったりと「何で私が!?」という方が個人情報保護最高責任者になったりするらしい。
※個人情報保護士の検定料、認定CPO資格の講座受講料は2013年9月時点

◆ 「CKO」の意味とは?

さいこうちしきせきにんしゃ【最高知識責任者】《Chief Knowledge Officer》CKO

知識の保存によって企業価値が最大限になるよう保障する責任がある役員。

(ウィキペディア より)

ナレッジ・マネジメント(※)を実施する組織において、全社的なナレッジ管理に責任を持つ役職。
※ナレッジ・マネジメント:個人の持つ知識や情報を組織全体で共有し、有効に活用することで業績を上げる経営手法

(Weblio辞書 より)


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