「年度」と「年次」の意味とは?仕事に役立つビジネス用語
ビジネスでは「年度」「年次」といった言葉が『決算』や『休暇』などで使われます。
混乱しやすい言葉で「今年までなのか?」「来年も含まれるのか?」と頭を悩ますこともあるのではないでしょうか?
出来るビジネスマンとして、意味の違いをしっかり理解しておきましょう。
仕事に役立つ【ビジネス用語集】
◆ 「年度」の意味とは?
ねんど【年度】《business year/fiscal year》
事務・会計決算などの決算などの便宜のために設けた一年の期間。年次。「会計—」
(大辞林 より)
考察:年度について
会社ごとに異なる決算時期などで利用される区切り
会社ごとに違うのでご用心。期初期末などで区切られます。
(例)年度の具体例
「年度会計」「年度説明会」「採用年度」「卒業年度(学校などの教育機関でも)」など
例えば、5月が決算の会社ならば、期初は「6月」、期末は「5月」。
年度で表すと本年6月〜来年5月まで
年度は分割される
年度を半分にわけて半期
年度は2分割され半期とされることがございます。
本年度 第一半期(6ヵ月間)・第二半期(6ヵ月間)。合計すると一年で年度となります。
年度を4分割して4半期
年度は4分割され四半期とされることがございます。
本年度 第一期(3ヵ月間)・第二期(3ヵ月間)・第三期(3ヵ月間)・第四期(3ヵ月間)。合計すると一年で年度となります。
また、この四半期はクォーター(Quarter)とされることもあります。第一期(3ヵ月間)=
1Q・第二期(3ヵ月間)=2Q・第三期(3ヵ月間)=3Q・第四期(3ヵ月間)=4Q。
PR
◆ 「年次」の意味とは?
ねんじ【年次】《annual/yearly.》
(1)一年ごとに順を追うこと。「—計画」
(2)年の順序。長幼の順序。「卒業—」
(3)「年度」に同じ。「—予算」
—ゆうきゅうきゅうか【年次有給休暇】
勤続年数・出勤日に応じて、一定の基準に基づき年間に何日と定めた有給休暇。労働基準法では、勤続一年では最低10日、二年以上は一年増すごとに一日増加するが、二十日を超えることはないと定めている。
(大辞林 より)
考察:年次について
その年の1月1日から12月31日まで
(例)年次の具体例
「年次有給休暇」「年次報告」など
年次有給休暇を想像するとわかりやすいかもしれません。
中途入社の社員さんは、有給休暇が発生し年次で利用すると考えると、年次はそれぞれ入社日によって異なることが多いかと。少し強引な論法ですが。
PR
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
このページが「面白い・役に立つ・参考になる」など 誰かに教えたいと思いましたらソーシャルメディアで共有お願いします!
【パンくず】iso.labo home | イソラボ ホームwakaru | わかる【用語集】wakaru business | 仕事に役立つ【ビジネス用語集】「年度」と「年次」の意味とは?