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「トップダウン」と「ボトムアップ」「エスカレーション」の意味とは?仕事に役立つビジネス用語

ビジネスで聞かれる言葉「トップダウン」と「ボトムアップ」「エスカレーション」の意味の違いがわかりますか?「指示」「提案」「報告」といった意味を持つ言葉ですが業務で正しく使えるよう理解しておきましょう。


仕事に役立つ【ビジネス用語集】


◆ 「トップダウン」の意味とは?

トップダウン《top down》

企業経営などで、意思決定は社長・会長がして上位から下位へ命令が伝達され、社員に従わせる管理方法。⇔ボトムアップ。

(大辞林 より)

投資用語として使われる場合は、マクロ分析をもとにしてサブセクターへの投資配分を決定する投資判断方式。

(はてなキーワード より)


考察:トップダウンについて

『上意下達』

ソフトにいえば「指示」。ハードにいえば「絶対服従の命令」。

社長・会長などの経営陣から下される命令。職場環境にもよりますが、フロア(その階または部屋)の最高責任者からの指示をトップダウンとすることも。
平社員の雀がチュンチュン言っても融通がきかないであろう場合、事前に根回しし『鶴の一声』のトップダウンお願いするのもひとつのやり方。

また、トップダウンの多い会社は、経営陣の意見で現場の業務が成立できるサービスに多い傾向がありそうです。
低単価商材を扱いマニュアル作業の多いファーストフードなど。

◆ 「ボトムアップ」の意味とは?

ボトムアップ《bottom up》

企業経営などで、下位から上位への発議で意思決定がなされる管理方法。⇔トップダウン。

(大辞林 より)

個別の銘柄選択を積み上げて、ポートフォリオのセクター配分はあくまで結果であるとする投資判断方式。

(はてなキーワード より)


考察:ボトムアップについて

『現場からの提案』

社員ひとりひとりが経営を考える。※勿論、最終決定権は上位の経営陣
ボトムアップの多い会社は「顧客の声(現場の声)」を取り入れる風通しのよい柔軟な会社の印象を受けます。稟議書などもボトムアップ経営の要素に含まれる。サービス変化の激しい業界でボトムアップは必要不可欠。別名で「突上げ」と呼ぶことも。

また、中間管理職がトイレ・エレベータ—・会食などデスクから離れたさいに、経営陣から「最近の現場はどうなんだね(改善提案などある)?」と神妙な顔つきでしつこく聞かれた場合に発生する「強制的ボトムアップ」などもある。中間管理職は、デスクに戻ると部下宛に「現場の状況報告」と「業務の改善案」をメールなどで提出させ、とりまとめなければならない(そもそも週次や月次などでルーチン化していれば、そんなにアタフタはしませんが)。

そのほか、平社員でも決定に時間のかかる(関係部署の説得に時間のかかる)案件のスピード化として。直属の上司を通り越し、さらに上の役職者に承認をお願いする場合に「ボトムアップ」を利用したりすることもある。上の役職者に案件の承認をいただいたら「トップダウン」で関係部署にプロジェクトの業務依頼もお願いできると業務スピードを加速させることが出来ます。
ただし、その際は「直属の上司」への配慮は欠かさないように。出来れば事前根回しをスピード感をもって行いたいところです。

◆ 「エスカレーション」の意味とは?

エスカレーション《escalation》

段階的に激化・拡大すること。「戦線の—」

(大辞林 より)

システム運用やユーザサポートなどの業務で、システムの障害やユーザからの質問・クレームなどに担当者・担当チームが対処できない場合に、より対処能力に優れた上位の組織や担当者、管理者などに連絡し、対応を引き継ぐこと。

(IT用語辞典 より)


考察:エスカレーションについて

『障害報告』

障害報告全般を「エスカレーション」。また、業務報告全般を「エスカレーション」とする会社もある。


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