食べ合わせ(食い合わせ)の悪い 組み合わせ一覧リスト 其の壱
食べ物の恨みは恐ろしい。
なぜなら、食べ物は食い合わせによってさらに恐ろしい事になる事も。。
食べ合わせ(食い合わせ)の悪いと言われる古い伝承から、科学的根拠のある事例などを調べてみました。
「武士は食わねど高楊枝」と言いますが、やはり「腹が減っては戦は出来ぬ」どちらが正しいかは志次第、その時の気持ち次第。運次第。
また、「食べ合わせ(食い合わせ)の悪い組み合わせ」を「合食禁」ともいうそうです。 合食禁(がっしょくきん、食合禁[しょくごうきん]とも称)は、食に関する伝承の一つ。一緒に食べるときに食材の取り合わせが悪いとされる言い伝えであり、一般に消化に害を来たすとされている。平素な日本語では食い合わせ(くいあわせ)、食べ合わせ(たべあわせ)と呼ばれることが多い。(ウィキペディアより)
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【食べ合わせ(食い合わせ)の悪い 組み合わせ】
其の壱 ▼
- うなぎ【鰻】 + うめぼし【梅干】、だいこん【大根】 + にんじん、とまと【蕃茄】 + きゅうり【胡瓜】、なまたまご【生卵】 + ところてん【心太】、かに【蟹】 + かき【柿】、わかめ【若布】 + ねぎ【葱】、てんぷら【天麩羅】 + すいか【西瓜】、うなぎ【鰻】 + すいか【西瓜】、なすのつけもの【茄子の漬物】 + そば【蕎麦】、さけ【酒】 + からし【辛子、芥子】、まつたけ【松茸】 + あさり【浅蜊】
其の弐 ▼
- おこわ【御強】 + ふぐ【河豚】、かきごおり【カキ氷】 + てんぷら【天麩羅】、ぶたにく【豚肉】 + そば【蕎麦】、いぬにく【犬肉】 + にんにく【大蒜】、きゅうり【胡瓜】 + こんにゃく【蒟蒻】、どじょう【鰌、泥鰌】 + やまいも【山芋】、くろざとう【黒砂糖】 + たけのこ【筍】、たこ【蛸】 + うめぼし【梅干】、てんぷら【天麩羅】 + アイスクリーム【氷菓子】、ればー【レバー】 + みょうが【茗荷】、あゆ【鮎】 + ごぼう【牛蒡】
其の参 ▼
うなぎ【鰻】<eel> + うめぼし【梅干】<pickled plum>
鰻の脂と梅干しの強い酸味が刺激し合い、消化不良を起こすという説が有力。実際には、酸味が脂の消化を助けるため、味覚も含めて相性の良い食材である。ただし、胃腸が弱っているときは、脂分と酸味の強い食べ物を多量に摂らないようにするのが大人の作法。
※ うなぎ【鰻】の旬とは:夏の土用の丑の日。時期:7月19・20日〜8月6・7日頃。
だいこん【大根】<japanese radish> + にんじん【人参】<carrot>
大根には、豊富なビタミンCが含まれているが、人参に含まれるアスコルビナーゼには、ビタミンCを壊す作用がある。
※ アスコルビナーゼとは:ビタミンCを含む野菜や果物と一緒に食べたり、ジューサーにかけると、ビタミンCを破壊してしまいます。しかし、アスコルビナーゼは熱や酸に弱い性質があるので、加熱調理をしたり、酢などの酸味のあるものをかけて食べるようにすると酵素の働きを抑えることができます。(栄養のこと知っとこう! より)
とまと【蕃茄】<tomato> + きゅうり【胡瓜】<cucumber>
トマトに含まれるビタミンCはがん、脳卒中、心臓疾患などを阻止してくれますが、きゅうりに含まれるアスコルビナーゼにはビタミンCを壊す作用がある。また、共に体を冷やす作用がある。
※ アスコルビナーゼについては一つ上(大根 + 人参)をご覧下さい↑
なまたまご【生卵】<raw egg> + ところてん【心太】<gelidium jelly>
消化が悪いもの同士の組み合わせ。共に消化に時間がかかるため、胃腸に負担がかかる。
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かに【蟹】<crab> + かき【柿】<persimmon>
蟹はビタミンB1・B2が多く、栄養の代謝を良くするといった一面を持ちますが。。傷みやすいといった面も持っています。
傷みやすい蟹と、消化の悪い柿の組み合わせ。蟹も柿も体を冷やすため、一緒に食べるとダブルパンチで身体を冷やす。冷え性の人は症状が重くなるので、注意喚起。
また、この組み合わせは、山の幸と海の幸の組み合わせでもある。昔は両方を一緒に食べようとすると、食材を調達するまでに時間が要して、どちらかが傷んでしまうことがあったため、食中毒になったという戒めでもあるそうです。
※ かに と かき 一字違えど 食中毒
あらぁ、字余り。
わかめ【若布】<seaweed> + ねぎ【葱】<leek>
韓国ではbadな食い合わせとして知られているらしい。なぜなのか、それは若布に含まれるカルシウムの吸収を葱に含まれるリンが阻害してしまうため。一緒に食べたからといって深刻な問題があるわけではないが、効率の良い栄養吸収を考えるのであれば葱は控える方が◎。
※ リンとは:リンは体内のミネラルの中でカルシウムの次に多い栄養素です。大人の体にはおよそ700gのリンが含まれています。体内のリンはその85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分になっていて、残りの15%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーをつくり出す時に必須の役割をしています。(栄養成分百科 より)
てんぷら【天麩羅】<tempra> + すいか【西瓜】<watermelon>
油の多い天麩羅と、水分の多い西瓜を一緒に食べると、胃液が薄まり、消化不良を起こすことがある。胃腸の弱い人、特に下痢気味の人は、避けたほうが無難。腹痛の波が大荒れになってしまうやも。
うなぎ【鰻】<eel> + すいか【西瓜】<watermelon>
油の多い鰻と、水分の多い西瓜を一緒に食べると、胃液が薄まり、消化不良を起こすことがある。胃腸の弱い人、特に下痢気味の人は、避けたほうが無難。一つ上(天麩羅 + 西瓜)と同様。
※ 油多め + 水多め = 消化不良。まさに水と油の関係。
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なすのつけもの【茄子の漬物】<pickled eggplant> + そば【蕎麦】<soba>
茄子の漬物は体を冷まし、蕎麦には胃を冷やす作用がある。そのため、冷え性の人は下痢をしたり手足が震える(冷える)ことになる。
対策として、加熱すればその作用は緩和されるため、温かい汁蕎麦なら無難。 同時に体を温める効果のある葱や七味を上乗せしちゃいなよ。どかっと盛っていこう。
さけ【酒】<sake> + からし【辛子、芥子】<mustard>
酒と同様に、辛子などの辛いものも血行を促すため、かゆみが出てしまう可能性があります。蕁麻疹(じんましん)や湿疹が出やすい人は、注意喚起。高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病も助長します。お〜怖い。。
対策としては、「きゅうり」や「トマト」、「セロリ」など体を冷ます作用のある食べ物を一緒に摂ると吉。
まつたけ【松茸】<matsutake mushroom> + あさり【浅蜊】<asari clam>
旬が共に大幅にずれる為。昔は、食物の移動時間により傷んだりしていた為。
【食べ合わせ(食い合わせ)の悪い 組み合わせ】
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