「To」「Cc」「Bcc」「From」「リマインダー」の意味とは？仕事に役立つビジネス用語

ビジネスメールには「To」「Cc」「Bcc」「From」「リマインダー」といった項目機能があります。新社会人やメールでのやり取りの経験が少ない人には、どんな意味なのかわからないこともあるかと思い、纏めました。情報伝達を円滑に安全に行う一助になりましたら幸いです。
※本ページの「メール」は「電子メール」をさします。

【目次】「To」「Cc」「Bcc」「From」「リマインダー」

仕事に役立つ【ビジネス用語集】

◆ 「To」の意味とは？

トゥー《To》宛先

メールを送る対象者のメールアドレスが表示される項目。
※Happy birthday to you! の「to」だと思えば、誰に対してなのかわかりやすいかもしれません。

複数の送信対象者がいる場合は、カンマ「,」やセミコロン「；」で対象のアドレスを区切る。

（例）《To》宛先の具体例
×××@●●.co.jp, ×××@●●.co.jp
×××@●●.co.jp; ×××@●●.co.jp

件名は「サブジェクト《Subject》」と同意。

◆ 「Cc」の意味とは？

シーシー《Cc》（カーボンコピー：Carbon copyの略）

転じて、電子メールの機能の一つ。CC欄に記入したアドレスにも、同じ内容のメールを送信する機能である。本来の受信者には同内容のメールが転送されたことが通知される。

（カーボンコピー - Wikipedia　より引用）

考察：Ccについて

公の情報共有

Cc宛のメール送信対象者のアドレスは、To宛・Bcc宛の送信対象者から確認することが出来ます。Ccの宛先は、メールの送信者、受信者ともに認知している送信対象者であることが望ましいです。

（例）《Cc》（カーボンコピー）の具体例
社外でのやりとり：案件の進捗や見積もりのメールを、お互いの上司をCcに入れ情報共有する。
社内でのやりとり：メール内容に関係する部署（個人やメーリングリスト）をCcに入れ、他部署にも情報共有する。

また、B to B（ビジネストゥービジネス）でのメールのやりとりでは、お互いの上司やグループアドレスをCcに入れるのかBccで共有するのか打合わせなどで相談しておくとスムーズです。今までの経験では、Ccでの共有が多いように感じますが、会社の規定でBccを希望するお客さまもいますので。

◆ 「Bcc」の意味とは？

ビーシーシー《Bcc》（ブラインドカーボンコピー：Blind Carbon Copyの略）

電子メールの制御データの一つで、本来の受取人以外に複製を送りたい宛先のメールアドレスを示すもの。送りたい相手のメールアドレスを一つまたは複数指定することができる。アドレスは転送途中で削除され、他の受信者には送られないため、複製を送ったことや送り先を他の受信者に知られたくない場合に使用する。

（BCCとは〔ブラインドカーボンコピー〕【 Blind Carbon Copy 】 - 意味/解説/説明/定義： IT用語辞典　より引用）

考察：Bccについて

プライバシーの保護
秘密の連絡

プライバシーの保護（個人情報漏洩）の観点では、
複数のメール送信対象者がいて対象者がお互いのメールアドレスを知らない場合にBccを利用することがあります。

（例）《Bcc》（ブラインドカーボンコピー）の具体例
会社の年末年始のお知らせやメールアドレスの変更のお知らせなど。
※プライベートでもメールアドレスの変更を学生時代の友人と社会人になって知り合った友人へ同時にお知らせする場合、メールアドレスが漏洩しないよう気配り出来ると素敵ですね。

秘密の連絡では、
送信対象に含まれないが事前に情報を知らせておきたい人物や相談したい人物宛にBccを利用することがあります。その際は、Bcc宛でメールする意図を共有することも忘れずに。
※To宛・Cc宛の送信対象者には、Bcc宛で誰に送られいるのかわかりません。逆にBcc宛の送信対象者には、To宛・Cc宛の送信対象者が表示されます。