「インバウンド」と「アウトバウンド」の意味とは?仕事に役立つビジネス用語
企業には『情報の出入り』を表す言葉がございます。具体的には、「外部から受信する情報」と「内部から発信する情報」の2種類があります。ビジネス用語では「アウトバウンド」「インバウンド」となりますが、これらの言葉の違いを理解していますか?
顧客の声を知り、顧客への対応を真摯に行うためにも、是非ビジネス用語を頭に入れておきましょう。
仕事に役立つ【ビジネス用語集】
◆ 「インバウンド」の意味とは?
インバウンド《inbound》
「入ってくる、内向きの」という意味の形容詞。⇔アウトバウンド(outbound)。
■ ビジネス一般:企業側が、顧客からの電話や来訪などを受け付ける形態の業務。コールセンターの業務区分にも用いられる。
■ 旅行・ホテル業界:外国人旅行者を自国へ誘致することの意。日本においては、海外から日本へ来る観光客を指すことが多い。
■ 通信:コンピュータやネットワーク、AS(インターネットにおける自律システム -autonomous system-)などに対する内向きの通信。外部からデータを受信すること。
(ウィキペディア より)
考察:インバウンドについて
【外】顧客・ユーザー(サービス利用者) → 【内】企業(サービス提供側)
ビジネスにおいて、顧客またはユーザーから企業への質問・要求・クレーム
インバウンドで得られる情報
大変嬉しいサービス満足のメッセージであったり、厳しいけれどありがたいサービスへの改善要求(提案)、心が折れそうになるクレームなど
その他、何を言っているのかわからないチンプンカンプンな質問から、人生相談や世間話まで話手のバロメーターによって生じる副産物あり。
(例)サービスごとのインバウンド具体例
【通信】
システムやネットワークが外部からデータを受信することを「インバウンドデータ」「インバウンドトラフィック」
【メール】
添付し受信されるファイルを「インバウンドファイル」。同様に添付し受信される画像は「インバウンドグラフィック」
【ウェブ】
インターネット上のハイパーリンクから自サイトに向かって貼られたリンク(外部リンク)を「インバウンドリンク」
【カスタマーサポート】
顧客からのコミュニケーションをコールセンター(企業側)で受ける行動を「インバウンド」
【旅行】
外国の旅行客が日本に訪れる=「インバウンド」
インバウンドは、「顧客またはユーザー」から「企業側」へ主体的に発信されるコミュニケーションのため、「顧客またはユーザー」との心理的距離は近い傾向にある。
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◆ 「アウトバウンド」の意味とは?
アウトバウンド《outbound》
「出していく、外向きの」という意味の形容詞。⇔インバウンド。
■ ビジネス一般:企業側が、顧客へ電話や来訪などをする形態の業務。コールセンターの業務区分にも用いられる。
(私見)
考察:アウトバウンドについて
【内】企業(サービス提供側) → 【外】顧客・ユーザー(サービス利用者)
ビジネスにおいて、企業から顧客またはユーザーへの対応業務
アウトバウンド対応例
電話対応、来客対応、サービスの説明、商品取り替え、顧客情報の開示・修正・削除、謝罪(菓子折りを持っての訪問含む)など
(例)サービスごとのアウトバウンド具体例
【通信】
システムやネットワークから外部にデータを送信することを「アウトバウンドデータ」「アウトバウンドトラフィック」
【メール】
メール添付し送信されるファイルを「アウトバウンドファイル」。同様に添付し送信される画像を「アウトバウンドグラフィック」
【ウェブ】
インターネット上の自サイトから外部のページに向かって貼られたリンク(外部リンク)を「アウトバウンドリンク」
【カスタマーサポート】
コールセンター(企業側)から顧客に電話でコミュニケーションをはかる行動を「アウトバウンド」
【旅行】
日本の旅行客が外国に訪れる=「アウトバウンド」
アウトバウンドは、「顧客またはユーザー」にとって「企業側」から客体的に受信されるコミュニケーションのため、「顧客またはユーザー」との心理的距離は遠い傾向にある。
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