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「M&A」「TOB」「MBO」「EBO」「MBI」「LBO」の意味とは?仕事に役立つビジネス用語

ビジネスでは『企業の合併や買収』の総称として「M&A」「TOB」「MBO」「EBO」「MBI」「LBO」といった用語を見ることがあります。「企業合併」「企業買収」「株式の公開買付」「事業譲渡」などスケールの大きなことばかりですが、企業の変化に関わることです。ぜひ理解しておきましょう。


仕事に役立つ【ビジネス用語集】


◆ 「M&A」の意味とは?

エムアンドエー《Mergers and Acquisitions》M&A

企業の合併や買収の総称。他の企業を取得しようとする際には買収者やその子会社などに吸収合併させるほか、買収先企業の株式を買収して子会社化する手段が用いられることから、およそ企業の取得という効果に着目して合併と買収を総称するものである。
M&Aは新規事業や市場への参入、企業グループの再編、事業統合、経営が不振な企業の救済などを目的として実施される。広義には包括的な業務提携やOEM提携なども含まれる。

日本法上の概念としては合併・会社分割・株式交換・株式移転・株式公開買付などの法的要素が核となるがこれらの各要素は対象企業のコントロールを得る手段として捉えられ、M&Aという場合には利用する手段のデザインを含めた企業戦略を把握する概念として用いられることが多い。

(ウィキペディア より)


考察:M&Aについて

企業の合併・買収・資本提携・業務提携などの総称。企業戦略を把握する概念

買収とは、相手企業の株式を大量に購入し経営権を握ること。

◆ 「TOB」の意味とは?

かぶしきこうかいかいつけ【株式公開買付け】《Takeover Bid》TOB

ある株式会社の株式等の買付けを、「買付け期間・買取り株数・価格」を公告し、不特定多数の株主から株式市場外で株式等を買い集める制度のことである。
第三者が、企業買収や子会社化など、対象企業の経営権の取得を目的に実施することが多い。他には市場に流通する「自社の株式」(自己株式)を購入するために使われることもある。

(ウィキペディア より)


考察:TOBについて

企業を買収する側が行うのが一般的だが、買収されたくない企業が経営権を守るため、TOBを実施することもある。

◆ 「MBO」の意味とは?

マネジメント・バイアウト《Management Buyout》MBO

会社の経営陣が株主より自社の株式を譲り受けたり、あるいは会社の事業部門のトップが当該事業部門の事業譲渡を受けたりすることで、文字通りのオーナー経営者として独立する行為のこと。
会社の経営陣は、会社のオーナーから会社の経営を委託された者であって、必ずしも会社のオーナーである株主などの出資者とは一致しないことから、経営陣による買収が取り上げられる余地がある。
他者による当該会社の買収への対応策としてとられることもあれば、いわゆる「雇われ社長」などとして会社の経営に参画したものが、当該会社を自己の所有とするためになされる場合もある。
多くの場合は会社の商号や屋号等もそのまま引き継ぐため、日本においてはいわゆる「のれん分け」になぞらえられることが多い。

(ウィキペディア より)

経営陣による株式の買い取りであり、(1)過半数の株式取得によって経営権を手に入れることで敵対的買収に対抗するものと、(2)経営権を獲得し、株式非公開化をすることで敵対的買収にさらされることを回避する「究極の買収防衛策」とがある。(2)は(1)をさらに一段と進めた敵対的買収への対抗策である。

(kotobank より)


考察:MBOについて

経営陣による経営権の取得(または、株式所有率の調整)

※M&Aの一種

◆ 「EBO」の意味とは?

エンプロイー・バイアウト《Employee Buy-Out》EBO

会社の従業員がその会社の事業を買収したり経営権を取得したりする行為のこと。中小企業など中心に古くから盛んに行われている。
従業員は本来、勤務先との間で雇用契約により業務に従事しているだけであって、勤務先の所有関係には関与していないのが通常である。その従業員が、自己資金や借入れなどにより、勤務先の株式を取得し経営に参加などするのがエンプロイー・バイアウトである。従業員が単独または複数によって買収する場合には、通常は、買収後の企業は株式の公開を行わない非公開会社となることから、外部からの企業買収に対する対抗策として用いられることもある。

(ウィキペディア より)


考察:EBOについて

従業員による経営権の取得(または、株式所有率の調整)

※M&Aの一種

◆ 「MBI」の意味とは?

マネジメント・バイ・イン《Management Buy In》MBI

企業買収の一形態。MBOのひとつで、企業を買収した投資家や投資ファンドが、買収先の企業に外部から経営者を送り込んで建て直しを行わせ、資産益の増加を狙う手法を指す。通常、送り込まれた経営者が買収対象企業の株式を取得する。
また、経営経験者や会社再建経験者などが主導してファンドと共同で出資を行い、対象企業に乗り込んでいくものや、事業内容の移行を前提にして、売却側積極的に外部から経営者を招く場合もある。経営の専門家が経営改革を行うので、技術力やブランド力はあるが経営を行う人材が不足している企業などでは有効な手段とされている。

(kotobank より)


考察:MBIについて

経営は買収した企業に任せ、(買収された側の)従業員はそのまま働く

買収の狙いは、経営再建後のキャピタル・ゲイン(※)。
※キャピタル・ゲイン(capital gain)とは債券や株式など資産価値の上昇による利益追求
※M&Aの一種

◆ 「LBO」の意味とは?

レバレッジド・バイアウト《Leveraged Buyout》LBO

LBOとは、主としてプライベートエクイティファンドなどによる、買収先の資産及びキャッシュフローを担保に負債を調達し、買収した企業の資産の売却や事業の改善などを買収後に行うことによってキャッシュフローを増加させることで負債を返済していくM&A手法である。少ない自己資本で、相対的に大きな資本の企業を買収できることから、梃の原理になぞらえて「レバレッジド・バイアウト」と呼ばれる。

(ウィキペディア より)


考察:LBOについて

買収したいがお金が足りない(または、お金を使いたくない) → 買収対象の企業価値(資産やキャッシュフロー(手元に残る資金の流れ))を担保にお金を借りる(借入金) → 対象企業を買収

買収後、その企業の資産を売って、借入金を返済することもある。
LBOといわず、バイアウト《buyout》と呼ばれることもございます。

デューデリジェンス《DD》

M&Aや不動産投資において、企業・サービス・資産などを適正に評価するための手続き。
※略して「デューデリ」などともいわれる。

デューデリ後に、バイアウトというのがフローになります。

◆ 「A&D」の意味とは?

アクイジョン・アンド・デベロップメント《Acquisition and Development》A&D

企業を買収し、その企業の事業を自社に取り込み、開発を進めること開発期間を短縮し、事業展開のスピードアップを図ることが出来る。

(ビジネス用語辞典 より)


考察:A&Dについて

(例)A&Dについて
A会社があったとします。A会社は自社サイトの運営で売上を立てています。
A会社の弱点は以下2つになります。
・営業部門は既存の顧客対応でリソースがない。(新規顧客の開拓が行えない)
・社内の制作はディレクションのみで作業は行わない。(緊急以外の対応は外注、業者の納期にしばられスピード感を上げるための因子が少ない)

上記のような会社で自己資産がある場合、外注のWEB制作会社をA&Dし買収した企業に自社の案件を自社内で担保すると事業をスピードをもって推進出来ます。
※自社内で新たな制作部門を社内育成するよりも、繋がりのある外注業者を内部に取り込んだ方がスピードは格段に上がる。

◆ 「ダイベスティチャー」の意味とは?

ダイベスティチャー/ダイベストメント《divestiture/divestment》

企業が子会社や事業の一部などを売却すること。不採算部門からの撤退、後継者難、資金不足の解消などを目的として行われるケースが多い。
売却するのは、対象となる事業部門や子会社を資産・営業として売却するのか、株式を売却するのかに分かれる。


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