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「CPA」「CPC」「CPD」「CPE」「CPI」「CPM」「CPV」の意味一覧リスト

「CPA」「CPC」「CPD」「CPE」「CPI」「CPM」「CPV」の意味

商品の認知や販売促進を担うWEB広告において、プロモーションの費用対効果を理解することは重要です。
プロモーションにおけるコストは、「広告表示で発生するタイプ」や「広告のクリックに発生するタイプ」、「広告からユーザーの行動によって発生するタイプ」など、広告手法によって異なります。

本ページは、プロモーションの手法に応じて発生するコストの指標についてまとめてみました。ビジネスを継続・成長させるプロモーションの基礎知識として役立ちましたら幸いです。

CPA(シーピーエー)の意味   ◆ CPC(シーピーシー)の意味
CPD(シーピーデー)の意味   ◆ CPE(シーピーイー)の意味
CPI(シーピーアイ)の意味   ◆ CPM(シーピーエム)の意味
CPV(シーピーブイ)の意味   ◆ CPO(シーピーオー)の意味


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CPA(シーピーエー) - Cost per Action(または、Cost Per Acquisition)の略 - 意味について

広告媒体(成果報酬型広告、アフィリエイト広告など)からの成約1件にかかるコスト単価

広告媒体から広告主のサービスへユーザーが訪れ、成約(コンバージョン)した際に発生する広告単価
また、CPA広告をPPC(Pay Per Click)広告アフィリエイト広告(成果報酬広告)リワード広告と呼ぶこともある。

CPA発生までの流れ

(広告媒体)テキスト広告やバナー広告のクリック
→ 「(広告主)サービスページへ流入
→ 「(広告主)商品購入画面へ遷移
→ 「(広告主)個人情報入力と送信
→ 「商品購入完了」 = CPAの発生
※成約を「商品購入」とした場合

CPA広告の成約(コンバージョン)について

成約とは提供するサービスごとに異なり、「会員登録」や「商品購入」、「来店予約」などのサービスゴールを指す。因ってCPAは「成約単価」とも言われる。

また、CPAコストは、広告媒体からサービスへの誘導を行い、成約に至るまでの一連の流れの後に発生するため、クリック課金に比べ高額に設定される傾向がある。

CPAの定義は曖昧になりやすい側面もある

前述では、CPA=成約単価と定義しているが、広告主は(広告媒体からのリファラ流入より)成果が確認出来るが、広告媒体側(とくにアドネットワークを通していない独自の広告媒体運営の場合)は成果を計測出来ない場合もございます。そのため、広告主から正確な成果を一定の期間にて報告頂けないことがある。
そういった場合、広告媒体側の社内指標は、本来のCPA指標からCPV(imp広告)やCPC(クリック広告)といった数値にフォーカスすることがあるかもしれません。

CPAが用いられる広告について

アフィリエイト広告(成果報酬型広告)、リワード広告など

具体的なCPA広告媒体

A8、AppDriver、CA-Reward、poncan、GMO SmaADリワード、GREE Ads Reward、Tapjoyなど

考察:アフィリエイト広告(成果報酬広告)について

インターネット広告の一形態。WEBサイト、ブログなどの媒体にて広告主のサービスを紹介し、ユーザーに行動(商品の告知や予約・申込・資料請求・購入など)させることを成果とする広告の手法。アフィリエイト広告の報酬は、ユーザー行動に紐づく成果に因るところが多く、成果報酬の課金携帯をとる場合が多く見受けられる。

広告主観点でのアフィリエイト広告(成果報酬広告)

観点を広告主に寄せて考えますと。
アフィリエイト広告は、広告主の持つWEBサービスを閲覧するユーザーにサービスを訴求するだけでなく、顧客属性に近いユーザーを広告投資し他媒体(アフィリエイターの運営サイト)から集めることが目的になります。
そして、その目的を広告予算に対しどれだけ効率的に行えるかを算出するため、CPAやCPC、CPVなどが指標になるのです。

アフィリエイター観点でのアフィリエイト広告(成果報酬広告)

アフィリエイター:広告主のサービスを紹介するWEBサイト、ブログを有する人。個人もいれば法人もいる。

アフィリエイト広告 報酬の発生フロー

1.アフィリエイターは、運営サイトとマッチングする広告をサイト掲載(広告主との契約、掲載承認などは省略)
2.広告主の指定する成果を達成
3.その成果の確認が広告主より承認され、成果が確定し報酬を受け取る
※成果確定の期間や支払いのタイミングなどに関しては、媒体や契約内容により異なります

CPC(シーピーシー) - Cost Per Clickの略 - 意味について

広告媒体(クリック保証型広告、リスティング広告など)での広告クリック1件にかかるコスト単価

広告媒体(メール広告、テキスト広告、バナー広告)から、ユーザーが広告接触し、広告がクリックされた際に発生する広告単価
CPC広告の別名は、クリック保証型広告

CPC発生までの流れ

(広告媒体)テキスト広告やバナー広告のクリック
→ 「(広告主)サービスページへ流入」 = CPCの発生

CPCコストとCPAコストの違いについて

CPCコストは広告媒体の所有するネットワークの規模や掲載形式にもよるが、CPAコストよりも広告料金が発生しやすく低額に設定される傾向がある。

なぜかというと、CPC広告は広告がクリックされるだけで報酬は発生するが、CPA広告は広告がクリックされ且つ何らかの成約がなされなければ報酬は発生しない。単純に考えると、コスト発生までの道のりに差があるということが違いである。

CPCが用いられる広告について

クリック保証型広告(メール広告、テキスト広告、バナー広告、ディスプレイ広告など)、リスティング広告、サジェスト広告、アフィリエイト広告(クリック課金型)など

具体的なCPC広告媒体

Adwords(Google)、Overture(Yahoo!)、Gunosy Ads(Gunosy)など

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CPD(シーピーディー) - Cost Per Durationの略 - 意味について

広告媒体(期間保証型広告、バナー広告など)での掲載期間に応じてかかるコスト

特定ページでの広告掲載期間を保証する広告料金
CPD広告の別名は、期間保証型広告。掲載期間中は同じ場所に表示されることが多い印象。CPAやCPCは単価で想定されるが、CPDは期間に紐づく料金体系ととらえることが出来る。

CPD確定までの流れ

広告媒体側より掲載期間での広告料金提示
→ 「広告主(または、広告代理店)の承認
→ 「提示期間での広告掲載」 = CPDの決定

CPD広告が用いられる場合について

掲載期間中の表示回数やクリック数は保証されないが、過去の実績を目安として提示されることがあります。

例えば、CPC100円想定にて月額10万円の広告予算でクリック保証(1,000クリック保証)広告を1ヵ月運用したとします。その結果、広告からの商品購入金額が8万円とすると、広告予算を差し引くと−2万円となります。
これでは、クリック保証広告は回せないと広告主は判断せざるおえません。こういった場合に、広告媒体側からCPDの1ヵ月掲載で7万円でいかがでしょうか?といった提案を受けることがあるかもしれません。
※CPCを80円以下にてクリック保証型広告を運用するといった別途施策も考えられますが、ここでは突っ込まないでください。。

CPDが用いられる広告について

期間保証型広告(テキスト広告、バナー広告)、アフィリエイト広告、アドネットワークなど

CPE(シーピーイー) - Cost Per Engagementの略 - 意味について

広告媒体(エンゲージメント広告)からSNSサービスの成果1件にかかるコスト

広告媒体から、ユーザーがSNSサービス(Twitter、Facebookなど)を利用し、定義した成果(※)に到達した際に発生する広告単価
※定義した成果:ユーザーの行動=お気に入り、返信、リツイート、フォロー、個人情報の入力、いいね、など

CPE広告を、エンゲージメント広告とも呼ぶこともある。Twitter広告でのエンゲージメント広告にてCPEの指標が多く使われる傾向。
また、CPE広告は広告主のサービスをSNSユーザーに露出し、いかに情報を拡散(バイラル)させるかといった情報伝播の側面が強い。

CPE発生までの流れ

『広告媒体(テキスト広告、バナー広告)』
→ 「SNSサービス(Twitter、Facebookなど)利用
→ 「成果(お気に入り、返信、リツイート、フォロー、個人情報の入力、いいね、など)」 = CPEの発生
※成果を「個人情報の入力」とした場合

CPE広告の例1:Twitter広告プロモツイート

Twitter広告のプロモツイートについて
検索連動型広告で、ユーザーが検索するとタイムラインの先頭にツイートと並列に表示される広告タイプ。キーワードを入札し、表示された広告ツイートに対するユーザーのアクション(リツイート、お気に入り、クリック、返信など)に対して料金が発生。

CPE広告の例2:Twitter広告プロモアカウント

Twitter広告プロモアカウントについて
Twitterアカウントをフォローしている他のユーザーと類似アカウントとして表示する広告タイプ。コスメ系のアカウントをフォローしているユーザー、芸術などをフォローしているユーザーといったように、推奨アカウントとして表示させる。

CPF広告について - Cost Per Followの略 - 意味について

CPEとは異なりますが、CPFという指標もございます。CPFとは、SNSのファン1人を獲得するのにかかるコスト

FacebookのCPF:1いいね 獲得料金
※40万円をかけて、4000いいね獲得=CPFは@100円
TwitterのCPF:1フォロー 獲得料金
※40万円をかけて、5000フォロー獲得=CPFは@80円

CPEが用いられる広告媒体

エンゲージメント広告、アプリ広告(Twitter広告、Facebook広告)など

具体的なCPE広告媒体

Twitter広告、Facebook広告など

考察:SNS系広告とWEB系広告について

CPE(SNS系広告)とCPA(WEB系広告)の違い

CPEとCPAは似ていますが、成果のトリガーとなる「媒体」と成果の「幅」に差分がある。

CPE

成果の媒体は「SNS」のみ、成果の幅は「SNSで行えるユーザーアクション」のみ。

CPEのメリットとデメリット

CPE広告のメリットは、ユーザー属性値をとっているため、趣味思考や地域などのターゲッティングをしやすい。且つ、影響力の強いユーザーからの他ユーザーへのバイラル効果が挙げられます。
CPE広告のデメリットは、成果の幅が狭い。バイラルに因るところの成果が強く、SNS指定のユーザーアクションに限られ汎用性に欠く点。

CPA

成果の媒体は「広告主の指定出来るサイト」WEBサイトやブログなど、成果の幅は「広告主の指定した成果」商品の告知や予約・申込・資料請求・購入など。

CPAのメリットとデメリット

CPA広告のメリットは、カスタム可能な領域が多い。
CPA広告のデメリットは、広告出稿先の選考や成果確認の手間などが挙げられます。カスタム出来るぶん、時間がかかることが難点と捉えます。



CPI(シーピーアイ) - Cost Per Installの略 - 意味について

広告媒体(アプリインストール課金型広告、アドネットワークなど)からのアプリインストール(起動)1件あたりのコスト

スマートフォン広告で、広告媒体(テキスト広告、バナー広告)をクリックし、アプリのダウンロードサイト(App Store、Google Play Store(Android Market))へ移動し、 広告主指定のアプリをインストール(インストール後の起動)することで報酬が発生する広告コスト
CPI広告は、アプリインストール課金型広告:リワード広告、ブースト広告、アフィリエイト広告(成果報酬広告)と呼ばれる。

CPI発生までの流れ

広告媒体(テキスト広告、バナー広告)
→ 「アプリダウンロードサイト
→ 「(指定)アプリのダウンロード(起動)」 = CPIの発生

CPIが用いられる広告媒体

アプリインストール課金型広告(メール広告、テキスト広告、バナー広告、アプリ内広告)など

具体的なCPI広告媒体

CA-Reward、AppDriver、GMO SmaADリワード、poncan、GREE Ads Reward、Macro Line Rewardなど

CPIの補足:CPIは使い方が異なることもある

CPI(シーピーアイ) - Cost Per Inquiryの略 - 意味について

アプリインストール課金型広告とは違う意味で、「I=Inquiry=お問い合わせ」として使われることがあります。
この場合、1件のお問い合わせを発生させるのに、いくらかかったのかということがCPIとして定義されます。あまり見かけない指標ですが、念のため。

CPM(シーピーエム) - Cost Per Mille(または、Cost Per Thousand Impressions)の略 - 意味について

広告媒体(露出保証型広告など)から広告を表示させる回数にあたり発生する広告コスト

CPMとは、広告をユーザーに1,000回表示させた場合の広告コスト
コスト数値が小さいほど費用を抑えて広告を頻繁に露出させることができる。インターネット広告の費用対効果を表す指標の1つ。
また、CPM広告をインプレッション広告(インプレッション課金)と呼ぶこともある。

CPM発生までの流れ

『広告媒体(テキスト広告、バナー広告など)』
→ 「広告の1,000回表示」 = CPMの発生

CPMの計算式

広告コスト ÷ インプレッション数(表示回数) × 1000(回)

CPC広告と異なり、CPM広告はクリックされた・クリックされないに関わらず表示が1,000回に達成した場合に発生するタイプの広告。露出を高めユーザー認知を促すようなブランディング目的で利用されることが多いようです。
また、小さな広告媒体では広告表示数が集められないため、CPM広告は行っていることは少ないようです。
価格の側面でCPC広告と比較すると。広告に対するクリック率(CTR:Click Through Rate)が0.1%を下回る場合は、CPM広告の方が料金的に安くなりそうです。ザックリ考えれば、CPC=CPM÷1,000。
しかし、単純にCPCとCPMという単価数値だけを見るのではなく、広告がユーザーにどのように訴求され、その後コミュニケーションしているのか。本来は、広告からの情報伝達の設計と検証、チューニングが重要になるでしょう。

eCPM(effective Cost Per Milleの略)について

eCPMとは広告の種別を問わず、広告が1,000回表示された場合のCPMをいいます。
クリック広告や成果報酬広告など、異なる報酬方式の広告を共通のものさし(インプレッション)でコスト比較する際に用いられる指標。

CPMが用いられる広告媒体

露出保証型広告(メール広告、テキスト広告、バナー広告、アンカー広告など)、アフィリエイト広告など

具体的なCPM広告媒体

Adwords(Google)、Overture(Yahoo!)、Gunosy Ads(Gunosy)、Facebook広告など

CPV(シーピーブイ) - Cost Per Viewの略 - 意味について

広告媒体(ディスプレイ広告)での動画再生1件にかかるコスト

広告媒体から広告動画が再生された際に発生する広告コスト。CPV単価は、広告視聴単価とも言う。

CPV発生までの流れ

広告媒体(ディスプレイ広告)
→ 「広告動画の再生」 = CPVの発生

CPVの定義は、媒体により違う

CPVコストの発生は、「広告動画が全て再生された場合」であったり、「再生秒数に応じて発生する場合」など、配信媒体の広告定義により異なる。

CPVが用いられる広告媒体

ディスプレイ広告、動画広告など

具体的なCPV広告媒体

Adwords(Google)、Youtube(Google)、Display Cost-per-Viewなど

自身のメディアが広告媒体になる場合:CPVの広告を配信するには

(1)動画配信出来るプラットフォーム「Youtube」のような動画配信サイトならば、ユーザーが見ようとする動画の前にCM動画を広告として配信可能。
(2)ユーザーの入力内容で診断出来るアプリの場合。診断待ち時間を利用し、動画広告の配信が可能。

CPO(シーピーオー) - Cost Per Orderの略 - 意味について

広告媒体(契約保証型広告)からの契約1件にかかるコスト

広告媒体から広告がクリックされ、予約され、且つ来店し契約した際に発生するコスト。CPO単価は、契約単価顧客獲得単価とも言う。

CPO発生までの流れ

広告媒体
→ 「広告のクリック(CPCの発生)」
→ 「広告サービスからの予約(CPAの発生)」
→「予約からの来店
→ 「来店からの契約」 = CPOの発生

CPOの発生の道のりは長く険しい

広告が表示され、そして広告がクリックされ、予約され来店後に、かつ契約につながった場合に発生する。
うん。確かに道のりが長いわけです。

上述では様々なCPなんとかを紹介していますが、CPOはその中でも広告の難易度が高く、単価も比例して高い傾向にあります。とどのつまり、成果地点にあたる「契約」にあたるサービスも期間が長く、高額商材である場合が多いと感じています。


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