名言・格言『ソクラテスさんの気になる言葉＋英語』一覧リスト

「無知の知」でも知られる哲学者ソクラテスさんの名言・格言を英語と日本語でまとめてみました。
ソクラテスさんの名言・格言には「満足」「哲学者」「英知」「結婚」など沢山の知見があるかと思います。

ソクラテス（希：Σωκράτης、紀元前469年頃 - 紀元前399年4月27日）は、古代ギリシアの哲学者である。長母音を発音するならソークラテース。プラトンの師にあたる。妻は、世界三大悪妻として知られる、クサンティッペ。ペロポネス戦争に三度も従軍。ソフィストを批判し、民衆裁判で死刑判決。「悪法も法なり」と脱獄を拒否。毒ニンジンの盃をあおって70年の生涯を閉じた。

※「無知の知」＝自分はそれを知らないということを知っている

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ソクラテスさんの名言・格言・英語一覧リスト

ソクラテスの対話について

ソクラテス自身は著作を残さなかった。その思想は弟子の哲学者プラトンやクセノポン、アリストテレスなどの著作を通じ知られる。
なぜ、著作を残さなかったのか？ソクラテスはひたすらアテナイのとくに若者たちと路上で議論し、対話を通じて気づきを与えていた。
ソクラテスを哲学史上に燦然と輝かせているのは、その魅力的な哲学的「対話」の数々だ。「徳」とは、「美」とは、「正義」とは、「恋（エロス）」とは何か、といったテーマをめぐって、彼はアテナイの広場（アゴラ）で人々と熱心に論じあった。
ソクラテスがこうした対話活動にいそしんだのには、理由がある。
あるとき、彼の友人がデルフォイにあるアポロン神殿に出かけていったところ、「ソクラテス以上の賢者なし」とのお告げを受けたのだ。これに驚いたソクラテスは、当時賢者といわれた名士たちのもとを訪れ、自分よりすぐれた賢者を見つけようとした。
ところが問答を通して、ソクラテスは、彼らも本当は自分と同じで無知なのに、自分では自分のことを知者だと思い込んでいるのだと気づいてしまう。その点、自分が無知であることを知っている自分は、確かに、わずかながらこの人たちより賢者であるらしい。
こうしてソクラテスは、「人間とは」何か、「生きるとは」何かの答えを求めて、人々との対話を生涯つづけた。
また、タレスなどソクラテス以前の哲学者たちは、「自然」や「世界」にその目を向けていた。この世界の根源はいったい何なのか。彼らはそう考えた。一方のソクラテスは、そうした哲学の問いを大きく一歩深めた人とも言われている。