名言・格言『フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェさんの気になる言葉＋英語』一覧リスト

Character is determined more by the lack of certain experiences than by those one has had.

人の個性は、経験によって得られるものではなく、むしろ経験しないことによって得られるものだ。

Convictions are more dangerous enemies of truth than lies.

信念は、真実にとってうそよりも危険な敵である。

He who has a why to live for can bear almost any how.

生きる「理由」がある人は、ほとんどどのような類の「生き方」でも耐えることができる。

He who would learn to fly one day must first learn to stand and walk and run and climb and dance; one cannot fly into flying.

いつか空の飛び方を知りたいたいと思う者は、 まず最初に立ち上がり、歩き、走り、よじのぼり、踊ることを学ばなければならない。その過程なくして、飛ぶことはできないのだ。

Hold a true friend with both your hands.

真の友は、両方の手でつかまえておけ。

I no longer want to walk on worn soles.

もう破れた靴底の靴で歩きたくない。

In reality, hope is the worst of all evils, because it prolongs man's torments.

実は、希望は一切の悪のなかでも最悪のものである。なぜなら人間の苦悩を引き伸ばすからだ。

Is man merely a mistake of God’s? Or God merely a mistake of man?

人間が神の失敗作に過ぎないのか、神が人間の失敗作に過ぎないのか。

It is man alone who laughs; he alone suffers so deeply that he had to invent laughter.

人間のみがこの世で苦しんでいるので、笑いを発明せざるを得なかった。

Live dangerously.

人生を危険にさらせ。

Love is more afraid of change than destruction.

愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ、愛の変化である。

Of all that is written, I love only what a person hath written with his blood.

一切の書かれたもののうち、私はただその人がその血をもって書いたものだけを愛する。

One should die proudly when it is no longer possible to live proudly.

人間は、もはや誇りをもって生きることができないときには、 誇らしげに死ぬべきである。

Talking much about oneself can also be a means to conceal oneself.

自分について多くを語ることは自己を隠す一つの手段でもありうる。

That which doesn’t kill me, makes me stronger.

私を殺さないものは、私をいっそう強くする。

The advantage of a bad memory is that one enjoys several times the same good things for the first time.

記憶力が悪いことの利点は、同じよいものを何度も初めてのものとして楽しむことができるということである。

The earth, said he, hath a skin; and this skin hath diseases. One of these diseases, for example, is called man.

地球は皮膚を持っている。その皮膚はさまざまな病気も持っている。その病気の一つが人間である。

The snake which cannot cast its skin has to die. As well the minds which are prevented from changing their opinions; they cease to be mind.

脱皮できない蛇は滅びる。
その意見をとりかえていくことを妨げられた精神も同様だ。

The thought of suicide is a great consolation: by means of it one gets through many a dark night.

自殺を想うことは強い慰謝剤である。 これによって数々の悪夜が楽に過ごせる。

The true man wants two things: danger and play. For that reason he wants woman, as the most dangerous plaything.

男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである。 男は女を愛するが、それは遊びのなかで最も危険なものであるからだ。

There are no eternal facts as there are no absolute truths.

絶対的真実がないように、永遠の事実もない。

There are no facts, only interpretations.

事実というものは存在しない。存在するのは解釈のみである。

There is always some madness in love. But there is also always some reason in madness.

恋愛感情の中には、いつも若干の狂気が潜んでいる。とは言っても、狂気の中にもまた、いつも、若干の理性が潜んでいるものである。

We cannot live without valuing: but we can live ithout valuing what you value.

われわれは、批評せずには生きていられないが、そういう自分の批評を批評せずには、生きていられる。

What does not destroy me, makes me strong.

私を破滅させないものが私を強くする。

What is evil? Whatever springs from weakness.

悪とは何だろうか。弱さから生じるものは何であろうと悪である。

What is the seal of liberation? Not to be ashamed in front of oneself.

到達された自由のしるしは何か？自己自身に対して恥じないこと。

Whatever is done for love always occurs beyond good and evil.

どんな行為であろうと愛のためになされるものは、いつも善悪の​基準を超えて行われる。

When a man is in love he endures more than at other times; he submits to everything.

人間は恋をしている時には、他のいかなる時よりも、じっとよく耐える。つまり、すべてのことを甘受するのである。

Without music, life would be a mistake.

音楽なしには生は誤謬となろう。

You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.

空を舞う星を生み出すには、あなたの魂の混沌を必要とする。

職業は生活の背景である。

高く登ろうと思うなら、

自分の脚を使うことだ。高い所へは、他人によって運ばれてはならない。人の背中や頭に乗ってはならない。

男子病の一つ。

自己悔辱という男子の病気には、賢い女に愛されるのが、もっとも確実な療法である。

あなたにとってもっとも人間的なこと。

それは、誰にも恥ずかしい思いをさせないことである。

私は生物を見た時には

いつでもそこに権力への意志を見出した。

自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる。

自分の実力以上のことをやり遂げようとして、

その為に倒れていく人を私は愛する。

信仰とは真実を知りたくないという意味である。

私は言いたい、世界は美しい事物に充ち満ちている。

にもかかわらずそれらが露わとなる美しい瞬間ときたら、わずかしかない、まったくわずかしかない、と。

女は魅力を失うにつれて、憎むことをおぼえるようになる。

怪物と戦う者は、

その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

神はみんな死んだ。

さあ、超人万歳、と言おうではないか。

人を罰しようという衝動の強い人間たちには、なべて信頼を置くな。

あなたには力がある。しかもあえて支配しようとしない。

これがあなたの最も許しがたい点です。

すべての虚栄的な人間は良き俳優である。

誰からも支配されたくないために行う支配だ。

善にも強ければ、悪にも強いというのがいちばん強力な性格である。

急斜面では目は真下を見たくなる。

しかし、手を上の物をつかもうとする。

われわれ詩人は、知識にとぼしいし、あまり学ぶこともしない。

したがって嘘をつかざるをえないわけだ。

自分自身を信じない者は、かならず嘘をつく。

無邪気さは、どこにあるのか？

生殖への意志があるところになる。

わたしはすべての町に落ち着かず、すべての門から出て行く旅人であった。

すべての未来によって、この現在をつぐなわせたい。

しっかりと自己の上に腰をすえ、

雄々しく自分の両脚で立たなければならぬ。

個人における狂気はわりあい稀なものである。

しかし、集団、院派、国民、時代などにおいては狂気は通則である。